2023年8月24日
化粧やメイクに「興味がある」高校生、女子は8割強で男子は2割強 =LINEリサーチ調べ=
LINEは23日、同社が運営する「LINEリサーチ」が、全国の高1~高3男女1011人を対象に実施した「化粧やメイクに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「化粧やメイクに興味はあるか?」を尋ねたところ、女子高生は59%が「興味がある」、22%が「どちらかというと興味がある」と回答。この2つを合わせると、化粧やメイクに「興味がある」女子高生は8割強に上った。
一方、男子高生は59%が「興味はない」と回答。「興味がある」7%と、「どちらかというと興味がある」15%を合わせた「興味がある」割合は2割強だった。割合としては高くないが、男子高生でも約5人に1人が化粧やメイクに興味を持っていることが分かった。
また、色付きリップやBBクリームなどのアイテム使用も含めて、「普段、どのくらいの頻度で化粧やメイクをしているのか」を聞いたところ、女子高生では24%が「ほぼ毎日する」と回答。学年が上がるほど割合も高くなり、特に高3女子では約3割が「ほぼ毎日する」。「月に1~3日する」は17%で、「化粧やメイクはしない」も35%いた。
男子高生は、91%が「化粧やメイクはしない」と回答したが、「ほぼ毎日する」も2%いた。
「化粧やメイクをする理由」を聞いたところ、女子高生では「印象をよくしたい(かっこいい・かわいいなど)から」57.9%が最も多く、2位以降も5割超の高い割合で、「きれいになりたいから」55.2%、「身だしなみのため」54.0%が続いた。
高2女子では「自分に自信を持ちたいから」「なりたい自分になれる(近づける)から」が他の学年に比べて高くなり、高3女子では「習慣だから」の割合が高かった。
一方で、色付きリップやBBクリームなどを含めメイクをすることがある男子高生はわずか9%と少数だったが、その理由を聞くと「身だしなみのため」38.9%、「モテたいから」36.3%が多かった。また、ランキング外だが「自分らしさや個性を表現したいから」「流行っているから」は、女子高生よりも男子高生の方が割合が高かった。
「化粧やメイクに使っているアイテム」を聞いたところ、女子高生では、「アイシャドウ」75.0%が最も多く、以下、「フェイスパウダー」67.3%、「アイライナー」63.2%、「マスカラ」57.9%が5~6割超の高い割合で続いた。
高2・高3女子では、アイメイク関連のアイテムのほかにも「ハイライト・シェーディング」「ファンデーション(パウダー、リキッド、クッションファンデなど)」の割合が高く、上位10位以内には入っていないが、「リップティント」の割合も高かった。
ランキング外だが、「色付きリップ・カラーリップ」は高1女子で5割強と、他の学年よりも特に高い割合で、また「リップグロス」も高1女子で高めの割合だった。
一方、男子高生は「化粧下地・BB/CCクリーム」29.4%が最も多く、以下、「フェイスパウダー」22.7%、「コンシーラー」20.6%、「チーク」20.5%が続いた。
また、「化粧やメイクをするときのこだわりやポイント」を尋ねたところ、アイメイク関連のアイテムを使う生徒が多かった高2・高3女子では、アイメイクへのこだわりがある生徒が多かった。
色付きリップを使う生徒が多かった高1女子では、リップの塗り方にもこだわる意見がみられた。男子高生では、「肌に優しく、派手すぎないアイテムを使用している」という声もあった。
この調査は、LINEユーザーの全国の高校1年~3年生の男女を対象に、7月13日~18日にかけて、スマホWeb調査の形で実施した。有効回答数は1011人。
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