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2023年9月7日
凸版印刷など6社、デジタル教科書の活用促進に向け「こども未来教育協議会」を設立
凸版印刷は6日、BPS、Lentrance、東京書籍、帝国書院、新興出版社啓林館の5社と共に、デジタル教科書の活用による教育DX推進を目的とした「こども未来教育協議会」を設立した。
同協議会は、2024年4月からの小中学校でのデジタル教科書本格導入を見据えて、デジタル教科書を起点として学びをつなぐ新サービスである教科書ポータル「EduHub」(エデュハブ)の構築や、教育DXに関わる提言活動などを行う。
「EduHub」の開発を担う凸版印刷と、教科書発行者・教育ICT関連事業者5社が協働することで、各社の技術やノウハウを融合して、子どもを中心とした教育DXを推進していく。
また今後、教育DXの推進に向けて各社のノウハウ・技術を掛け合わせたサービスの開発、議論、提言など様々な活動を行うほか、全国の小中学校への「EduHub」の導入を推進して学校のDXを支え、子どもの可能性を引き出す学びの実現にも取り組んでいく。
「EduHub」は、デジタル教科書を起点として学びを支える教科書ポータルで、同協議会の参画企業が連携し、凸版印刷が開発。2024年3月に提供開始予定。
同サービスにログインすると、各社のデジタル教科書・教材が一覧表示され、すぐに開くことができる「本棚機能」や、教科書と教材を相互につないで、今見ている教科書ページに関連した教材を表示する「教科書・教材連携機能」、これまで教科書発行者・教材会社ごとに何度も繰り返し行っていたユーザー登録作業を1回に集約でき、教職員の業務負荷を軽減する「登録支援機能」などで、すべての児童生徒の学びをサポートする。
【主な活動内容】
①「教科書ポータル構築と導入の推進」
同協議会の参画企業6社が連携して、凸版印刷の教科書ポータル「EduHub」で、デジタルを活用した子どもの学びを支えるポータルサイトを構築。LMSなどとの相互連携で各種教育サービスの機能向上を図る。協議会参画企業は、「EduHub」の運用方針・普及活動・ビジネスモデルの協議を行う
②「教育DXに関わる提言活動」
学びのDXに向けた課題解決や学びの場の更なる発展を目指して、シンポジウムや講演会開催などによる提言活動を行う
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