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2018年5月9日
デジタル教科書・教材用ビューア「Lentrance Reader」を実教出版が採用
Lentranceは8日、同社の学習用ICTソリューション「Lentrance(レントランス)」の教科書・教材用ビューア、「Lentrance Reader」が、実教出版に採用されたと発表した。
実教出版は1941年創業。高校、大学・短大、専門学校などの教科書・教材を発行しているが、今後、教科書・教材のデジタル化といった新しい教育・出版を見据えた事業展開を進めていくため、高校向けデジタル教材のプラットフォームとして「Lentrance Reader」を導入し、研究開発を行うことにした。
実教出版の「Lentrance Reader」採用は、教科書・教材出版社として9社目。今後、同社が教材を提供することで、既に「Lentrance Reader」を採用している8社(東京書籍、教育出版、桐原書店、教育図書、教育同人社、文英堂、学校図書、明治書院)が発行するデジタル教科書・教材も含めて、「Lentrance」プラットフォーム上で同時に利用できる。
「Lentrance Reader」は、電子書籍の標準的な規格であるEPUBをはじめ、PDFやHTML5などの様々なファイル形式のデジタル教科書・教材に対応したビューアで、「Lentrance」ソリューションの中核をなす製品の一つ。
教科書・教材出版社が工夫をこらした教育用コンテンツに対応できる高度な表現力と、障害者差別解消法の合理的配慮に対応可能なアクセシビリティ機能をあわせ持ち、学習者用・指導者用のどちらの用途にも利用することができる。
また、「Lentrance」ソリューションは、公教育・私教育の双方で利用できる学習用ICTプラットフォームで、公教育分野ではデジタル教科書・教材用として、私教育分野では通信教育、塾、予備校のICTサービス用として展開している。
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