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2023年10月27日
アットシステムの「調査書Web登録システム」、全国708校の中学校が利用
アットシステムは26日、同社の調査書電子化ソリューション「調査書Web登録システム」が、2023年度高校入学者選抜(愛知県、三重県の私立高校62校)で、全国708校の中学校で利用されたと発表した。
同システムを導入したインターネット出願システム利用中の愛知県と三重県の高校、高等専修学校(全62校)への出願手続きに際し、同システムを利用して調査書データを提出した中学校は33都道府県708校(うち愛知県・三重県の中学校が560校)にのぼり、志願先学校に調査書を提出する中学校の利用率は98.3%になった。
また、同社が今年7月、同システムを利用して調査書データを提出した愛知県内の中学校にアンケートをしたところ、これまで時間がかかっていた調査書提出作業が「軽減した」と回答した中学校が全体の9割以上、業務時間の「50%以上が軽減された」と回答した中学校が44%で、校務DX化を推進する結果になったという。
同システムは、2020年度入試で愛知県内と三重県内の3 校で実証実験を行い正式ローンチした、高校のインターネット出願システムと中学校の校務支援システムを「暗号化とシステム連携」でつなぐ、調査書電子化ソリューション。
中学校が利用する様々な校務支援システムのデータ出力形式に対応し、閉域網内での暗号化による高セキュリティデータ連携を実現する。
また、高校が利用する様々なインターネット出願システム(同社サービス「Ckipインターネット出願」及び他社が提供するインターネット出願システム)とデータ連携でき、調査書データと出願データの自動マッチングを行うことで、高校側の出願受付処理を効率化する。
2024年度高校入学者選抜では、他県にも利用を拡大して、同システムを導入する高校は100校を予定しており、公立高校入学者選抜への対応など更なる利用拡大を目指す。
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