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2023年11月1日
TOPPAN、部活指導を効率化する「Loop Training System for部活」を開発
TOPPANホールディングスグループのTOPPANは、部活指導を効率化する「Loop Training System for部活」を開発、10月30日から全国の中学校や部活支援事業者への試験提供を開始した。
同社は日本体育大学と共同で、アスリートの動作解析データと運動者の動作の違いを分析し改善点を検証するシステム「スポーツ動作のお手本動作によるループ型動作トレーニングシステム」を開発し、研究機関やスポーツ用品メーカーなどへ提供を進めてきた。
このたび同システムを活用し、中学校などの部活動を対象に部活種目のトレーニングメニューや、年齢にあわせた基礎トレーニングメニューなどを搭載した「Loop Training System for部活」を開発し、その試験提供を開始した。
森永製菓が運営するアスリート向けトレーニング施設「森永製菓inトレーニングラボ」が、成長期にある中学生などに合わせたトレーニングメニューを監修。例えば、ウェイトなどの器具を使わずに自重を利用したメニューを実施することで、怪我のリスクを抑えながら最適なトレーニングを可能とした。また、ウォームアップからクールダウンまでの部活動で重要な基礎体力向上を図るメニューはもちろん、平日・休日・雨の日など部活動におけるさまざまなシチュエーション別のメニューにより、生徒自身でも主体的に部活動を行うことができるようになっている。
中学校の部活競技のうち、バスケットボール、陸上競技(中・長距離)、野球、硬式テニス、ゴルフ、バレエの6種目に対応。複雑な計測装置やPCなどは不要で、タブレット端末1台で利用することができ、生徒自らが自発的かつ簡単にトレーニングを行える。
さらに、利用者のリアルタイムセンシングによる基礎トレーニングの動作を、以前に撮影した動作と比較することが可能で、自分の動作の客観的な把握により、反復練習の効果を高め、成長を実感することができる。同社では中学校だけでなく小学生や高校生向けにトレーニングメニューを拡充させ、2025年までに100校への導入を目指している。
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