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2023年12月1日
コクヨ、「しゅくだいやる気ペン」を使った家庭学習習慣化の実験結果を公表
コクヨは11月30日、同社のIoT文具「しゅくだいやる気ペン」を使って、岐阜市立岐阜小学校で実施した、「家庭学習の習慣化に関する実証実験」の結果をまとめ発表した。
同実験は、同小学校と共同で、今年5月から6カ月間に渡って実施。同小の1年生と2年生の全児童(86人)を対象に、自ら学び続ける子どもを育む土台として、「机に向かう習慣づくり」と、「家庭学習に取り組む親子関係の土台づくり」の2点に着目して行った。
同ペンは、市販の鉛筆に取り付け、スマホアプリと連動させることで、勉強への取り組みを「やる気パワー」として「見える化」し、学習への意欲を高めていくために開発された商品。今回の実証実験では、同小1・2年生86人全員に提供して、家庭学習で利用してもらった。
その結果、定期的なアンケートと同ペンのIoTデータの分析から、「家庭学習が習慣化できている」と、「やや習慣化できている」と答えた生徒はアンケート回答者の70%に上り、同ペン導入前の調査に比べ44ポイント増加した。
また、習慣化できたと答えた家庭は、習慣化を確認後、同ペンをその後継続して使用する家庭と使用を辞める家庭に分かれたが、その違いは、同ペンのアプリ上で「花マル」を付ける機能の使用有無と相関していることが分かった。
「花マル」を毎回付けている家庭は、半年以上経過しても同ペンを利用し続けており、「半年以上使用し続けている家庭」のIoTデータを見ると、毎日同じ時間に使用(学習)する傾向があることが判明した。
今回の実証実験で、同ペンが家庭学習の習慣化に有効であること、家庭学習習慣化の定着には親の支援が影響することが理解できたことから、今後、実証実験を積み重ね、家庭と学校の関係性や学力向上の影響について調査をする予定。
また、同社では現在、同ペンによる家庭学習の習慣化実験の協力校(小学校のみ)と自治体を募集中。2024年4月から、約6カ月間(場合によっては12カ月間)同ペンを生徒に配り、アンケートやデータ分析に協力してくれる小学校5校を募集している。
実証実験の概要
実験期間:5月1日(月)~10月31日(火)
実験対象者:岐阜市立岐阜小学校1年生39人と2年生47人の全員(合計86人)
実験内容:担任教師から保護者を通じて、合意を得た家庭に対して「しゅくだいやる気ペン」を提供し、児童の日々の家庭学習に同ペンを使用。定期的に、アンケートやデータ集計を用いて家庭学習の意欲の変化、習慣化を分析
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