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2023年12月14日
JAL×JTB、サステナビリティを学ぶ「学校向け教育プログラム」を共同開発
日本航空(JAL)は、JTBとともに、修学旅行で国際線を利用する教育団体を対象にした、「SAF」をはじめとしたサステナビリティを学ぶ「学校向け教育プログラム」を共同開発し、2024年度から販売を開始する。
SAF(Sustainable Aviation Fuel)は、持続可能な航空燃料のことで、原料の生産・調達から製造、輸送、燃焼までのライフサイクルで、従来のジェット燃料比でCO₂排出量を平均80%削減できるとされている。
今回の教育プログラムでは、修学旅行前の「旅マエ」に、SAFなど脱炭素に関する基礎知識を習得できるJALとJTBの特別講義を実施。「旅ナカ」では、修学旅行で搭乗する航空機から排出される二酸化炭素の一部をSAFで削減し、帰国後の「旅アト」では、証書を付与する。
両社は、2050年までにCO₂排出量実質ゼロの目標を掲げ、JALでは、省燃費機材への更新、運航の工夫、SAFの活用などの取り組みを推進。一方、JTBグループではCO₂削減に貢献するサービス「CO₂ゼロ旅行」「CO₂ゼロMICE」を推進している。
今回、両社が持つ知見を活かして、旅行を通じて持続可能な社会の実現とそのための環境維持・創出を学生たちに伝え、サステナビリティへの意識の醸成を図ることで合意し、同プログラムを共同開発した。
【プログラム概要】
・「旅マエ」:JALとJTBによる特別講義を実施(ゲームを通じてSAFなど脱炭素に関する基本知識を習得し、楽しく学びながら考える)
・「旅ナカ」:修学旅行で搭乗する航空機から排出される二酸化炭素の一部をSAFにより削減
・「旅アト」:学校に証書を付与(1校につき1証書)
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