2024年4月1日
小学生の習い事、「3S」(水泳・そろばん・習字)から「新3S」へ=ベネッセ調べ=
ベネッセは、全国の小学1年~6年生の子どもとその保護者3096組を対象に実施した、「習い事の現状や意識、保護者の小学生時代の習い事などに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「現在、子どもはどのような習い事をしているか」を聞いたところ、TOP3は「水泳」31%、「英会話などの語学」21%、「学校の予習・復習」「ピアノ・電子オルガン」の各20%だった。
前回調査を実施した2021年と比べると、ピアノ、習字、サッカーやダンスなどの実技系の習い事の順位が上昇しており、学習以外で好きなことを見つけたり、得意なことを伸ばしたりしてほしいという保護者の想いが見受けられる。
今回の調査で新しいことは、2021年にはTOP10圏外だった「野球」が男子で9位にランクインしたこと。大谷翔平選手やWBCでの日本代表チームの活躍の影響があるかもしれないが、「小学生がなりたい職業」でも、「野球選手」が、小学生全体では3位、男子のランキングでは2位にランクインしており、野球人気の高さがうかがえる。
全体では、「ダンス」が2021年のTOP10圏外から7位にランクイン。小学校の学習指導要領で、体育に「表現運動」が組みこまれていたり、最近はダンスを得意とするアーティストの活躍を目にする機会も多かったりと、小学生にとって身近なスポーツになっているのかもしれない。
また、今の小学生と保護者が小学生時代にしていた習い事について、割合の差が大きいものをピックアップしたところ、保護者と比べて習っている割合が最も増えたのが「ダンス」で、逆に最も減ったのは「そろばん」だった。
今の小学生は、保護者の小学生時代に比べて、それぞれの人数の割合が小さく、特定の習い事への集中傾向も弱いことから、小学生の習い事は多様化しているようだ。
小学生の習い事は時代で大きく変化しており、親世代のTOP3は「水泳・そろばん・習字」の「3S」だったが、令和の小学生のTOP3は「水泳・世界の言語・スクールワーク(学校の予習・復習)」の「新3S」に変わっているのが分かる。


また、今している習い事以外に、「新たにしてみたい・させてみたい習い事」を尋ねたところ、小学生は「プログラミング」8%、保護者は「英会話などの語学」10%が1位だった。「プログラミング」はともに上位に入っており、2020年度からの必修化で、授業で学ぶことに加え、習い事でも希望が高いようだ。

「子どもはオンラインだけで学ぶ習い事をしているか」を聞いたところ、オンライン受講だけの習い事をしていたのは17%で、内訳は「学校の予習・復習」が21%、次いで「英会話などの語学」が18%、「計算・漢字」が8%となり、学習系の習い事でのオンライン受講が多く見られた。
この調査は、全国の小学1年~6年生の子ども(男子1548人、女子1548人)とその保護者3096組を対象に、2月28・29日にインターネットで実施した。
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