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2024年4月24日

チエル、無線通信ソリューション「Tbridge」の「エッジキャッシュ機能搭載モデル」を夏にリリース

チエルは23日、同社の無線通信可視化・安定化ソリューション「Tbridge」(ティーブリッジ)の「エッジキャッシュ機能搭載モデル」を、今夏にリリースすると発表した。


同社が2014年から販売している「Tbridge」は、PCやタブレットなど複数の端末からデジタルコンテンツに同時接続する際に発生しやすい「遅い」「よく切れる」「つながらない」といった問題を可視化し、原因を制御することで遅延要因を解消するソリューションで、これまでに累計出荷台数2000台以上、国内の約10%の自治体の教育委員会(約170自治体、約2000校)で利用されている。

夏にリリースする、学校内の通信負荷軽減を支援するキャッシュ機能を搭載した「エッジキャッシュ機能搭載モデル」は、アクセスしたWebサイトのデジタルデータを、学校内にある「Tbridge」にキャッシュして一時的にデータを保存し、同じコンテンツにアクセスした場合、一時保存したデータから表示し、インターネット(外回線)の通信負荷を軽減する。

これにより、従来からの通信最適化機能と今回のエッジキャッシュ機能で、デジタル教科書やデジタル教材などのデジタルコンテンツの表示を高速化できるようになる。

また、これまでの「Tbridge」と同様、新モデルもレポート機能を備えており、教育委員会や自治体などのネットワーク管理者は、レポートをもとに適切なネットワークアセスメントやモニタリングを実施できる。

新モデルは、「Tbridge 500」または「Tbridge 1000」が対象で、これらの製品を持っているユーザーは、オプションライセンスの追加契約でエッジキャッシュ機能の搭載が可能。既存設備を効果的に使うことで、効率的なネットワーク環境改善ができる。

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「Tbridge」

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