2024年5月7日
オーダーメイドの校務システム、中高教員の約7割が「導入に関心あり」=システックITソリューション調べ=
システックITソリューションは、全国の中学・高校の教員1034人を対象に実施した、「校務システムの現状認識に関する調査」の結果をまとめ、2日付で発表した。
それによると、「現状使っている校務システムに何らかの問題点・課題点を感じているか」と尋ねたところ、55.6%が「はい」と回答。「いいえ」は16.9%、「分からない」は28.5%で、半数以上の教員が校務システムに問題点、課題点を感じていることが分かった。
課題に関する自由回答では、「とにかく使いづらい」(男性57歳)、「学校の実情に応じて対応してくれない」(男性64歳)、「出欠入力が煩雑。ワンクリックで出欠登録したい。指導要録入力画面で印刷プレビューが確認できない」(女性44歳)など、443人の以上の回答、約90%の教員が「使いづらさ」を主な理由に挙げた。
一方、「フォームの変更に費用がかかる」(男性62歳)など、柔軟に変更できないケースも見られた。
また、「勤め先の学校にとって良い校務システムがあれば乗り換えを検討したいと思うか」と聞いたところ、「はい」23.3%、「どちらかといえば、はい」28.8%、「どちらかといえば、いいえ」6.9%、「いいえ」7.2%、「分からない」33.9%という結果になった。
乗り換え検討に「前向き」なのが52.1%に対し、「現状維持」は14.2%で、約3倍以上の教員が乗り換えに「前向き」であることが分かった。
機能面に関する自由回答では、「サクサクつながる」、「部活動出退勤機能」、「教室予約機能」、「クラウド化」、「特別支援教育のシステム」など、機能面の拡充と使いやすさの回答が目立った。
「仮に、勤め先の学校の仕様に合わせたオーダーメイドの校務システムがあれば使ってみたいと思うか」と質問したところ、「はい」が32%、「どちらかといえば、はい」が37.8%、「どちらかといえば、いいえ」が5.5%、「いいえ」が7.2%、「分からない」が17.5%という結果になった。
こちらも、「前向き」な回答が69.8%、「現状維持」が12.7%で、5倍以上が使用に「前向き」で、中高教員の約7割が「オーダーメイドの校務システム導入に関心あり」ということが分かった。
理想のシステムに関する自由回答では、「学校運営、同僚や上司との情報共有の簡素化、生徒や保護者とのコミュニケーションの円滑化などが進むシステム」(男性39歳)、「出欠管理などが全て1つに集約されるシステム」(男性27歳)、「最低限、必要な機能があり、ある程度自分たちでカスタマイズできるようになっているもの」(女性49歳)など、キーワードとしてクラウド、カスタマイズにまつわる回答が目立った。
この調査は、全国の中学・高校の教員を対象に、3月27~29日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は1034人。
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