2024年6月4日
ことばサポートネット、言語聴覚士が「ことばの教室」の授業に協働で取り組み
ことばサポートネットは3日、同法人の言語聴覚士が、新潟県中越地区の「ことばの教室」の授業にオンラインで同席して協働する取り組みがスタートしたと発表した。
ことばの教室は、「言語障害通級指導教室」のことで、小中学校の通常学級に在籍している子どもたちが、個々の実態や状況に応じた特別な指導を特別な場で受ける教育形態。
「発音がはっきりしない、不明瞭」な状態である構音障害や、「ことばがスムーズに出ない、つっかえる」などの症状がある吃音など、ことばに関して困り感のある児童が通うことができる教室で、文科省によると、同教室を利用する児童・生徒は約4万7100人(2021年)と言われている。
新潟・中越地域では、少しでも教員が授業に取り組みやすいよう、また、授業を受ける子どもたちにとって有意義な授業になるよう、「中越言難」(中越言語・難聴教育研究協議会)という団体が「ことばの教室」や「きこえの教室」(難聴通級指導教室)の教員向けの研修制度を設けている。
今回の取り組みでは、同教室の教員と言語聴覚士が協働することで、教員の教育的視点と言語聴覚士の構音障害に関する専門性を併せて、子どもの教育・支援に活かせるような仕組み作りをしていく。
こうした体制を整えることで、教員が初めて同教室を担当することになった時や、異常構音の評価など医療機関との連携の要否の判断が問われるような場面などにも、安心して授業に臨めるようになる。
今回の取り組みは、新潟・長岡市立新町小学校で「ことばの教室」を担当している高松敏之氏の研究の一環として、「中越言難」熊倉会長(三条市立裏館小学校長)の指導のもと、ことばサポートネットの言語聴覚士が同教室の授業にオンラインで同席して実施する。
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