2024年8月16日
自主学習時間が多い都道府県、TOP3は「山口」「東京」「埼玉」=bondavi調べ=
bondaviは15日、同社のアプリ「集中」のデータから、都道府県別の自主学習時間を集計した結果をまとめ発表した。
それによると、1日の自主学習時間が最も多かったのは「山口県」124.0分で、2位は「東京都」118.6分、3位は「埼玉県」118.4分だった。以下、4位「兵庫県」117.5分、5位「神奈川県」117.3分、6位「大阪府」117.0分、7位「広島県」116.6分、8位「滋賀県」116.5分、9位「秋田県」116.0分、10位「茨城県」115.7分などが続いた。
全体的に「都会の方が学習時間が多い」という傾向が確認されたが、これには、都会では受験などの競争が強いことが影響している可能性がある。だが、最も学習時間が多かったのは山口県で、全体的な傾向とは合致しない結果となったが、現状、その理由は分かっていない。
また、都道府県を人口密度順に並べると、人口密度の高い都道府県では学習時間が長い傾向が確認された。この傾向は、人口密度Top 5、Worst 5の都道府県を比較しても確認できた。人口密度Top 5(都会)の1日あたりの平均学習時間は117.2分で、Worst 5(田舎)は107.0分だった。
「都会の方が自主学習の時間が多い」というのは予想通りの結果で、都会では年齢が低い頃からの受験文化から始まり、学習の動機となる競争が強い傾向にあると思われる。ところが、学習時間が最も多い山口県は人口密度が高いわけではなく、それだけでは説明のつかない結果となった。現時点では、十分な説得力を持つ説は見つかっていない。
この調査は、アプリ「集中」の行動データから、自主学習時間を都道府県別に集計。集計期間は、今年4月1日~7月31日で、サンプル数は7万6628件。
関連URL
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月11日)
- 教育ネット、徳島県立全学校に「おたすけ学校AI」を実証導入(2025年1月10日)
- コドモン、岩手県奥州市の保育所7施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月10日)
- 約4割の学生が「5社以上」のインターンシップなどに参加 =学情調べ=(2025年1月10日)
- タイパ・コスパの高い「オンライン学習塾」が共働き家庭の支えに =オンライン指導塾そら塾調べ=(2025年1月10日)
- 受験は親にとっても大きな挑戦、受験生の負担を気遣う親が行う「見えない応援」とは =ジョンソン調べ=(2025年1月10日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年1月10日)
- 社会構想大学院大学、「教育CIO養成課程」を2月に開講 ICTを活用した教育改革のリーダーを育成(2025年1月10日)
- アイディア高等学院、「個性に合わせた能力向上」をめざした教育を開始(2025年1月10日)
- 三信電気、日建学院の出席確認システムに顔認証の仕組みを導入(2025年1月10日)