2024年10月21日
CCBT×東京藝術大学AMC、音を光や映像として体験できるシステム「VisVib」発表
東京都および東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京が運営するシビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)と東京藝術大学芸術情報センター(AMC)は18日、音を光や映像として体験できるシステム「VisVib(ヴィズ・ヴィブ)」を開発し、セットアップや使い方の動画などと合わせてオープンソースとして公開した。

VisVibは、トーンチャイムという楽器を使って、その響きを光や映像として体験するためのシステム。音楽ホールでのワークショップに導入することなどを目的に、障害の有無に関係なく音楽を楽しみ、新しい音楽体験を作り出すツールとして開発された。
トーンチャイムにコンタクトマイクを接続し、音響機器・コンピューター・照明・映像機器を使って、専用のソフトウェアでコントロールする。これにより、トーンチャイムの楽器の特徴である音の長い響きを、光の強弱やアニメーションの緩やかな明滅として表現する。音色の異なる複数のトーンチャイムを演奏する際には、それぞれの音色に異なる色の光やアニメーションを表示することも可能で、トーンチャイムの楽器にある音色や響き、手に伝わる振動の本来的な特徴を活かすことで、ろう者や難聴者、子どもたちも音や音楽を楽しみながら演奏することができる。
今回の公開に合わせて「音楽デバイス開発プロジェクト」報告会を開催する。報告会では、同システムの開発経緯や使い方の説明、VisVibを導入したワークショップの事例、システムの楽しみ方や展望を発表する。
開催概要
開催日時 : 11月10日(日)14:00~16:30
開催場所 : シビック・クリエイティブ・ベース東京
参加費 : 無料(申込不要)
関連URL
最新ニュース
- 「仕事とAI」、約3割が「自分の仕事が代替される可能性がある」と実感= NEXER 調べ=(2025年12月25日)
- ガクシー、高校生・大学生・保護者を対象に「学びとお金の調査2025」実施(2025年12月25日)
- 英語学習者の8割が挫折と悩みを繰り返す”学習ゾンビ化” =レアジョブ調べ=(2025年12月25日)
- 小中高校生の日常生活に関する調査2025、お年玉・楽しい時間など=学研ホールディングス調べ=(2025年12月25日)
- 11カ国調査で見えた親の「子ども観」が「将来への期待」に与える影響=スプリックス教育財団調べ=(2025年12月25日)
- BREXA Technology、運送業向けeラーニングシステム「Logi Learn」提供開始(2025年12月25日)
- システム ディ、校務支援クラウドサービス「School Engine Web出願システム」山形県教育局が導入(2025年12月25日)
- 鳥羽商船高専、商船学科学生が「クラウド型船員労務管理」を体験(2025年12月25日)
- SAMURAI、埼玉県立蕨高校で「生成AI活用した探究学習」の授業を実施(2025年12月25日)
- 岡山大学、教員免許・保育士資格希望者へ「こども性暴力防止法」施行に伴う留意事項(2025年12月25日)











