- トップ
- 企業・教材・サービス
- 旺文社、4~9月にかけ都立晴海総合高校の「探究II」授業に協力
2024年11月12日
旺文社、4~9月にかけ都立晴海総合高校の「探究II」授業に協力
旺文社は11日、今年4月~9月にかけて、東京都立晴海総合高校で行われた企業連携型の探究学習に協力をしたと発表した。
同社は、連携企業の1社として、同校に探究課題を提供して、4月から継続的な授業協力を実施。具体的には、「“分厚い本”の内容を、学ぶ人により役立てるには?~より使いやすく、手に取りやすく、厚物書籍・雑誌の商品価値を令和の時代に合わせてアップデートせよ」という探究課題を提示。
学習や情報収集のスタイルが多様化するなかで、教育出版社が提供する辞書・辞典や入試過去問集、進路・入試情報といった網羅的で大量のコンテンツを、今後どのような形で利用者に届けるべきかといったテーマを、高校生に問いかけた。
授業では約40人の生徒が8チームに分かれて同課題に取り組み、4~9月にかけて探究学習の成果を上げるべく、様々な切り口での仮説設定や調査・研究活動を実施。また、同社の担当者が同校を訪問して、出版社の仕事やビジネス展開事例を紹介する特別講演も行った。
聴講した生徒からは、「普段使っている参考書がつくられる過程を知って愛着が湧いた」「探究課題の解決アイディアを考える上でのヒントになった」などの感想が寄せられた。授業で取り組んだ成果は、9月21日に同校で開催された「晴海祭」のプログラムの一環として発表された。
各チームからは、「辞書のコンテンツを使ったボードゲーム制作」「集中を促す香りをつけた書籍の商品化」といったユニークな企画のほか、「読者の目的に合わせて刊行する教材制作事業」「書籍を利用できる共同学習スペースの運営」など、事業のスケールを拡張したり、視点を変えたビジネスを提案したりといった、バラエティに富んだ発表が行われた。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)