2024年11月18日
steAm、GIGAスクールパソコンの「地域内教材再利用プロジェクト」を実施
steAmは、リネットジャパングループ、大阪市教育委員会と連携して、大阪・関西万博のテーマ「いのちを高める」に基づく探究学習プログラムを実施する。
今回の取り組みは、各自治体で入れ替えが始まるGIGAスクールパソコンを処分する前に、都市鉱山リサイクルの環境問題を中心に探究学習をするというプログラムで、steAm代表の中島さち子氏が同万博のテーマ事業「いのちを高める」のプロデューサーを務めていることから、今回の連携事業につながった。
同プロジェクトでは、大阪市が保有する故障端末を活用して、小型家電リサイクル法の認定事業者で同市小型家電リサイクルの協定を締結しているリネットジャパンが、文科省のガイドラインに基づいてデータを消去し、探究学習の教材として再利用可能な状態にする。steAmは探究学習の企画と運営を担当。
プログラムを実施する小学校では、これまで「壊してはいけない」「大切に扱うもの」の認識で触れていた学習者用端末を自由に解体する体験を通して、子どもたちが五感をフル活用しながらリサイクルについての新たな発見や学びへとつなげていく。
不用端末の解体作業などを通して、子どもたちのごみやリサイクルへの関心を高めた後、児童が自ら問いを立て、解決に向けて情報を収集・整理・分析したり、周りの人と協働したりする学習をすることで、思考力・判断力・表現力の育成につなげていく。
また、探究学習の学習成果を発表する場の1つとして、同万博のテーマ事業「いのちを高める」シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場クラゲ館」で、児童によるワークショップの開催も検討中。
プログラム(全12時間)の概要
①11月12日(火)「1時間目」:ごみのリサイクルと都市鉱山のヒミツ=実施済み=
②11月19日(火)「2時間目」「3時間目」:パソコン解体体験とリサイクルに関する学び
③11月26日(火)「4時間目」「5時間目」:探究テーマの設定と問題提起
④日程調整中「6時間目~11時間目」:情報収集・調査・分析等、発表に向けた活動
⑤日程調整中「12時間目」:全体発表・まとめ
関連URL
最新ニュース
- Classi、京都府八幡市教委が小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru」導入(2024年12月20日)
- KIQ、大阪市塾代助成事業として実質無料でマンツーマン英語指導を提供(2024年12月20日)
- 大学生の9割が「闇バイトは全て犯罪」と認識、前年比12.7%上昇 =ペンマーク調べ=(2024年12月20日)
- 最終面接は「リアル」で参加希望の学生が約8割。「オンライン」は1割未満 =学情調べ=(2024年12月20日)
- プログラミング学習の挫折時期は開始3カ月以内に7割がピーク =プロリア プログラミング調べ=(2024年12月20日)
- 青山学院大学、漢検と「AI時代の言語能力を育成するための学習環境と評価」共同研究開始(2024年12月20日)
- 跡見学園女子大学、朝日大学と「デジタル人材育成に係る協定」を締結(2024年12月20日)
- ロゼッタ、AI音声翻訳ツール「オンヤク」を神戸大の講義で紹介(2024年12月20日)
- QO、京都府立洛西高校の1年生を対象に「探究学習支援」の出張講義を実施(2024年12月20日)
- QO、大阪府今宮高校の1年生を対象に「探究学習支援」の出張講義を実施(2024年12月20日)