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2024年12月24日

周囲に不登校の経験を持つ人がいると回答した親は約6割=イー・ラーニング研究所調べ=

イー・ラーニング研究所は23日、小学生の子どものいる親世代に聞いた「不登校に関する意識調査」の結果を公表した。


調査は、小学生の子どもを持つ親などを対象に11月6日~25日に行われ、275名から回答を得た。それによると、周囲に不登校の経験を持つ人がいると回答した親は約6割に上った。



また、不登校に関して「学校での学習に限らず自身に合う学びの場を探していくことが大切」と考える親が8割以上と多数を占めた一方で、「不登校に対する支援が十分である」と感じる親は1割以下にとどまった。



不登校に対する考え方が多様化してきていると感じている親は6割以上に上り、どのようなサポートが必要と考えるかと訊ねたところ、「学校以外の場所で興味関心を引き出すような活動に参加する機会を設ける」「家庭や学校以外に安心して過ごせる場所を提供する」という回答が多数となった。


さらに、学びの場が多様化していく中で、社会において自立していくにはどのような能力が必要と考えるかと質問したところ、「変化に柔軟に適応する力」という回答が最も多く、次いで「学校教育だけにとどまらない自己学習能力」「自身に合った環境で培う問題解決能力」と続き、いずれも7割前後を占めた。


また、さまざまな悩みや背景を持つ人がいる中で、どのようにコミュニケーション能力を築いていく必要があるかと訊ねたところ、「インターネットなどオンラインコミュニティを通してさまざまな人と交流していく」「学校や自治体で授業や取り組みを取り入れるだけでなく、個人に対してのサポートを充実させていく」などの回答が多く集まった。

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イー・ラーニング研究所

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