2025年1月9日
「日本の英語教育」約6割が遅れていると感じる=イー・ラーニング研究所調べ=
イー・ラーニング研究所は7日、「日本の英語教育についての意識調査」の結果を発表した。

「英語を使う頻度はどのくらいですか?(単一回答)」と尋ねたところ、「ほとんど使わない」(55.0%)、「あまり使わない」(12.0%)と、英語を使う頻度が少ない人は約7割。

「英語学習は必要だと思いますか?(単一回答)」という質問には、「やや必要だと思う」(26.2%)、「必要だと思う」(30.0%)だった。

「主な英語の学習方法は何ですか?(複数回答可)」には、「学校の授業」(44.3%)、「スマートフォンアプリ」(25.2%)、「オンラインスクール」(16.3%)。

「日本の英語教育は遅れていると感じますか?(単一回答)」と尋ねたところ、「感じている」(36.0%)、「やや感じている」(24.6%)だった。

「日本の英語教育の遅れの原因は何だと思いますか?(複数回答可)」と尋ねたところ、「学校外での実践機会不足」(25.9%)、次いで「文法重視の教育」(20.9%)、「教員の英語力・指導力」(18.6%)となった。

「以前と比べて日本の英語教育は改善されていると感じますか?(単一回答)」と尋ねたところ、「感じている」(8.2%)「やや感じている」(21.8%)、「どちらとも言えない」(39.4%)、「あまり感じていない」(13.2%)「感じていない」(17.4%)となり、意見が分かれた。

「日本人が英語を勉強する意味は何だと思いますか?(複数回答可)」という質問に対しては、「ビジネスの拡大・キャリアアップのため」(28.5%)に次いで「旅行や生活の利便性」(26.3%)。

「英語の勉強法として何が最適だと思いますか?(複数回答可)」と尋ねたところ、「英語が話せる人との交流」(36.2%)、「留学」(18.2%)、「英語の映画やドラマを見る」(19.3%)という結果だった。
「日本の英語教育についての意識調査」概要
調査方法:クロス・マーケティング・グループ QiQuMOを使用
調査期間:12月16日(月)~12月17日(火)
調査対象:全国の男女(15歳~59歳)n=500
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