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2025年1月30日
ジャストシステム、小中校向け学習クラウド「スマイルネクスト」に教育データを活用する新機能搭載
ジャストシステムは、GIGAスクール構想に対応した小中学校向け学習クラウド「スマイルネクスト」に、教育データを活用する新機能「デジタルテスト」と「学習者カルテ」を搭載し、4月1日から提供を開始する。
スマイルネクストは、1人1台のPC活用に適した小中学校向け学習クラウドで、教員のICT活用指導力を高め、デジタルドリル、情報教育、協働学習、教員向けの指導案など児童生徒の情報活用能力を育成する機能や教材を提供して、PCの活用を支援している。
新機能「デジタルテスト」のテスト問題には、基本的な「知識・技能」に加え、応用力を試す「思考・判断・表現」を問う内容を多数搭載。問題をオリジナルのまま配信したり、出題範囲に合わせて組み替えることもできる。
また、配点設計や評価観点に基づいた問題構成も画面上で手軽に行え、小学校は国語と算数、中学校は国語と数学に加え、入試対策問題(国語・数学・英語)を搭載。日常的な理解度チェックや単元・分野別のまとめテスト、入試を想定した学習まで幅広く活用できる。
デジタルテストは、自動採点機能で、迅速なフィードバックができ、採点後に「テストの復習ワークを配付する」ボタンをクリックするだけで、AIがテスト結果に基づいて、発展や基礎など最適な復習ワークを個別に配信する。
選択式・短答式・記述式に対応し、手書き入力やキーボードでの解答が可能。テストの制限時間設定や、他画面への遷移も監視でき、不正行為を防ぐ。問題用紙の回収や答案管理が不要で、準備の負担も大幅に軽減できる。教員のICTスキルに関わらず、快適なテスト運営をサポートする。
一方、新機能「学習者カルテ」は、デジタルテストの結果を自動的に集計・分析して、「学習者カルテ」としてレポートする。成績を評価観点別や平均点との比較、時系列で分析して、児童生徒の学習進捗を多角的に把握できる。
また、テスト結果を日々のドリル学習量と比較することで、学習の変化を見逃さず3者面談などでも有効に活用できる。教員は評価作業を効率化して、多くの時間を個別指導に割けるようになる。
同社では、教員が日常的にICTを活用できるよう、全国の教育委員会、小中学校を対象に、スマイルネクストを無料で体験できる「無償トライアル」も実施している。
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