2025年3月27日
デジタルアーツ、4.6億通の国内組織受信メールを分析 悪性メール42% うち91%はフィッシング
デジタルアーツは25日、日本国内の組織における受信メール約4.6億通を集計し、悪性メールを分析したセキュリティレポートを公開した。

調査は、国内の組織818を対象に「受信したメール」約4.6億通を集計。対象となる受信メールから、「悪性メール」「正常メール」の分類を行い、その「悪性メール」はどのような理由で悪性と判定されたのかを調査した。
「悪性メール」とは、添付ファイルの開封や、記載されたURLを開くことで、マルウェアへの感染やフィッシングサイトへの誘導などの可能性があるメールを指す。
調査の結果、約4.6億通のメールのうち、42%に当たる約1.9億通が悪性メールとしてブロックの対象となった。月別では、悪性メールは年末にかけて増加し始め、特に2024年12月は激増し、11月と比較すると約2.5倍増加した。また、12月は悪性メールの割合が59%と、正常メールを上回った。

「悪性メール」のうち91%はフィッシングメールだった。悪用されたブランド名の上位4つ(Amazon 29%、Pay Pay 10%、えきねっと 6%、三井住友 6%)のフィッシングメールだけで半数を占めた。

日別の集計を見ると、1月末から2月初めにかけて悪性メールが急に減少。その期間は、「旧正月」の期間とほぼ一致していた。
関連URL
最新ニュース
- Barbara Pool、渋谷区教委が小・中学校の探究を集約する「My探究」サイトを公開(2025年12月24日)
- 「マイナビ 2027年卒 インターンシップ・キャリア形成支援活動に関する企業調査」結果発表(2025年12月24日)
- 山形市、高校生のAI学習を支援する「ガバメントクラウドファンディング」開始(2025年12月24日)
- 「第11回関西教育ICT展」出展企業募集中 説明会動画を公開(2025年12月24日)
- 鎌倉女子大学短期大学部、授業の一部をオンデマンドで受けられる「DX時間割」来春導入(2025年12月24日)
- ドローンショー・ジャパン、高校生ドローンレーサー山本悠貴選手「WTW全国大会2025」2連覇(2025年12月24日)
- ユードム、小学生向けプログラミング大会「ユードムチャレンジカップ2025」に特別協賛(2025年12月24日)
- 丸文、AIコミュニケーションロボ「Kebbi Air」の教育市場への本格参入始動(2025年12月24日)
- SCC、全国の学生927人が参加した「アプリコンペ2025」の受賞作品を決定(2025年12月24日)
- Google for Education、「生成AIの『普段使い』で実現するこれからの教育現場」2月開催(2025年12月24日)











