2025年4月4日
8割以上の学生が「将来に向け資格を取得したい」と回答 =アビタス調べ=
パスメイクホールディングスのグループ会社アビタスは3日、関東圏在住の18~25歳の男女学生500人を対象に実施した「資格に関する意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「将来に向けて新しく資格を取得したいと思っているか」と尋ねたところ、「なんとなく興味はあるが、まだ考えていない」と回答した学生が58.8%で最多だった。さらに「取得したい資格がある」あるいは「すでに資格を取得しており、今後さらに取得したい資格がある」と積極的な意向を示した層が22.4%おり、合わせて8割以上の学生が何らかの資格取得に関心を寄せていることが分かった。
一方、「取得するつもりはない」と明確に否定した層は14.8%にとどまり、ごく少数派だった。資格取得への関心は全体的に高く、特に女性学生でその傾向が強いようだ。
資格に興味があると答えた学生に、その主な目的を聞いたところ、最も多かったは「就職・転職に有利になるから」37.1%で、次いで「スキルアップのため」25.8%、「興味がある分野の知識を深めたいから」17.6%が続いた。
また、資格取得の際に重視する点についても、「就職・転職・昇進に有利な資格が欲しい」(キャリアアップ)を挙げる学生が55.4%と過半数を占め、「コストの低さ」22.3%や「短期間で取得できること」22.3%よりも優先していることが分かった。
これらの結果から、Z世代の学生にとって資格は「将来の就職・キャリアに直結する実用的なもの」という位置づけで捉えられていることが伺える。
実際に、興味のある資格分野でも「語学」(TOEICなど)が43.2%で最も多く、次いで「ビジネス・経営」23%、「IT・デジタル」21.6%と、就職に直結しやすい実学系の資格分野に人気が集まっている。特に、女性の48.5%が「語学」、男性の34.5%が「IT」を最も多く選択している。
一方、「会計」分野(公認会計士・米国CPA・簿記など)に興味がある学生は15.0%にとどまり、「法律」7.9%や「不動産」9.2%と同様に専門性の高い資格分野は関心層が限られる結果となった。
また、「国際資格」の認知度に関して、代表的な国際資格「米国公認会計士」(USCPA)について知っているかを聞いたところ、「知っていて内容もある程度理解している」と答えた学生はわずか9%に過ぎなかった。
「名前は聞いたことがあるが詳しくは知らない」が20.6%、「初めて聞いた」という学生が70.4%にも上り、約7割の学生にとってUSCPAはまったく知らない資格で、名前を知っている層も含めると3割程度しか認知されていなかった。ただし、男女で大きな差があり、男子学生の認知は44.4%、女子学生は23.7%だった。
認知度が低い背景には、「難しそう」「自分には無理かも」というイメージも影響しているようで、仮に「USCPAの取得が就職やキャリアアップに役立つと分かったら取得を検討するか」と質問したところ、「ぜひ取得したい」と前向きな回答は8%にとどまった。
一方で「興味はあるが、難しそう」と関心は示すもののハードルの高さを感じている層が34.6%おり、難易度への懸念から二の足を踏んでいる様子がうかがえる。また、「あまり興味がない」21%と「取得するつもりはない」36.4%を合わせた消極的な層も57.4%存在しており、半数以上は有用性を知っても、国際資格取得に前向きではなかった。
この調査は、関東圏(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)在住の18~25歳の男女学生を対象に、3月上旬にインターネットで実施した。有効回答数は500人(男性142人、女性358人)で、その内訳は18~19歳250人、20~25歳250人。
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