2025年4月11日
D1-Lab、メタバース開発エンジン「Brave Engine」が松商学園高校の通信制課程で採用
Brave groupの100%子会社D1-Labは10日、同社のメタバース開発エンジン「Brave Engine」が、松商学園高校の通信制課程と通信制課程のバーチャル校舎で採用された、と発表した。
しすてむ同エンジンのバーチャル空間を活用した臨場感のあるユーザー体験とコミュニケーション機能で、同校の生徒の学びと交流をサポートするほか、同社が運営する「MEキャンパス」のカリキュラムをベースにした専門スキル習得プログラムの提供も予定している。
同エンジンが提供するバーチャル校舎では、3D空間を生かしたアバターの自由な動きやエモートアクションなどを通じた、ノンバーバルな表現ができる。テキストや音声だけでは伝わらない「間」や「雰囲気」を補い、臨場感と没入感を生み出すことで、自然なコミュニケーションを促す。
同校では、ホームルームや生徒との面談など、リモートでのコミュニケーションで活用していく予定。
同社は、リアルの自習室と近しい形で、バーチャル空間でも他者を意識しながら集中して自習ができるよう「バーチャル自習室」を独自開発。ポモドーロタイマーによる時間管理機能や、チャットで相談に応じるAIアシスタント機能、また、周囲の頑張りが刺激になるピアプレッシャー効果を活かすなど、バーチャルならではの工夫で、自主的な学びを支えている。
また、今後の取り組みとして、同校の通信制課程と全日制課程の生徒向けに、同社が運営するオンライン学習「MEキャンパス」のカリキュラムを提供する予定。
Brave Engineは、企業や教育機関の先端技術活用を支援するサービス開発エンジン。教育機関向けに柔軟かつカスタマイズ可能な仮想空間を提供でき、授業運営やイベント開催、インタラクティブな学びの場として幅広く活用できる。
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