- トップ
- STEM・プログラミング
- meleap、ARスポーツ「HADO」が兵庫県立姫路飾西高のSTEAM授業で活用
2025年8月22日
meleap、ARスポーツ「HADO」が兵庫県立姫路飾西高のSTEAM授業で活用
meleapは21日、同社のARスポーツ「HADO」が、兵庫県立姫路飾西高等学校の「STEAM探究科」の授業で活用されたことを発表した。
HADOは、頭にヘッドセット、腕にセンサーを装着して、エナジーボールやシールドを駆使して戦う次世代ARアクティビティで、ルールはシンプルで分かりやすいが、戦略は無限大。仲間との連携がカギをにぎり、年齢・性別・運動能力を問わず楽しめる。世界39カ国で展開されており、「次世代のスポーツ」として注目されている。
今回の同校での取り組みは、文科省「新時代に対応した高校改革推進事業」の一環として実施するもので、生徒主体の課題解決型学習の中でHADOを活用。
具体的には、1年次はインプット重視で、VRゴーグルやドローン、プログラミングレゴに触れたり、文系理系を問わず様々なプロの講演会やフィールドワーク、海外研修を通して自分と共鳴する人を探し、その中で、自分が興味を持ったモノ(技術や人)と協働して課題解決策を語る「夢物語」(You me×モノ→語り)を行う。
2年次はアウトプット重視で、協働相手と共に社会課題の解決策を見出し、実践・検証する「夢プロ」(You me×project/ produce)を実施。現在は、①LTFと協働した農福連携事業やスマート農業探究、②meleapと協働したスポーツ人口減少に歯止めをかけるNew Sportsイベントの企画、③「はばタン」デザイナーJUNBOw氏との大阪万博ワークショップの準備、④旭陽化学工業と地元店舗と連携したコラーゲン入りシフォンケーキの無人販売企画、⑤3Dプリンターを使ったレコード機能付き時計文字盤の製作—の5つのプロジェクトが動いている。
また、3年次は、これらの経験を通して進路に対する明確な意思を持ち、チャレンジ・実現していく。
これまでの参加者は、普段の運動頻度にかかわらず、全員が「楽しかった」と回答しており、9割以上の参加者が「もっと体を動かしたい」と回答。また、作戦を考える必要があると感じて、「コミュニケーション能力の向上にも役立つ」とも回答しており、誰もが体を動かすことに抵抗なく取り組め、なおかつコミュニケーション能力が上がり、学習効果もあると感じているようだ。
取り組みの概要
・5月21~23日:HADO体験・meleap社員による講演
・7月22~25日:HADO設営実習・STEAM Day運営練習・生徒によるアンケート調査
・7月26日:STEAM Dayで教育関係者や中学生にHADOを体験してもらい、効果を検証
・9月~12月:課題解決策としてのHADOの有効性を継続的に検証
・12月:検証結果を発表予定
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)











