2025年9月9日
DOU×早稲田大学理工学術院、「AI大学講師」を活用したPBL型授業を実施
DOUは8日、早稲田大学理工学術院先進理工学研究科と、「産学連携に関する覚書」を締結し、6月から7月にかけて開講された「リーダーシップ開発プログラム」で、生成AIを活用したPBL(Project-Based Learning)型授業を共同で実施したと発表した。
同プログラムは、イノベストがリエゾンとして参画し、同社と同学術院の連携を支援する形で行った産学協働の教育実践で、授業では、リーダーシップ開発の過程で、AIに関する事前知識を持たない学生が、「AI大学講師」との対話を通じてプロンプト設計を学んだ。
最終発表では、チームごとに独自のAIプロダクトを企画・開発するチーム活動を通じて、最終的に、自分のリーダーシップの持論を更新するという実践的な取り組みを行った。
同学術院では、これまで開講してきた「リーダーシップ開発プログラム」で、今年度は試験的に生成AIを導入した実践的なPBL型授業を展開。同授業は、これまで実施してきたリーダーシップ開発に関するPBLカリキュラムに、同社の「AI大学講師」を導入することで、学生が実践的なAI学習を体験できるよう設計されており、学生たちは7週間のプログラムを通じて、社会課題の抽出からその解決に向けたAIプロダクトの企画・開発までを一貫して行った。
【PBL型授業の概要】
①「学習内容のデータベース化」
課題を元に学生の課題や思考を記録して、探究のプロセスを構造化。これにより学習の軌跡が可視化され、客観的に振り返る基盤を形成
②「デジタル証明書(VC)を発行」
蓄積された学習データをもとに、国際標準規格であるVerifiable Credential形式のデジタル証明書を発行。学習成果を永続的で、改ざん不可能なかたちで記録
③「AI大学講師を活用した対話型探究」
証明書を読み込んだカスタムGPTが、各学生の思考や関心に合わせて個別最適化された対話を提供。AIとの壁打ちを通じて思考の深化を促進
④「プロダクト開発・発表」
AIを活用しながら独自のプロダクトを設計・開発して、最終成果としてプレゼンテーションを実施
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)











