2026年4月8日
Learner’s Learner、福岡市立小での「キャリア教育」の半年間の成果を公表
Learner’s Learner(ラーナーズラーナー)は7日、同社が監修している、福岡市立西高宮小学校の「キャリア教育」授業の半年間の実践成果を公表した。
同授業は、米国の先進的な教育メソッドをもとに、小学生向けに再設計した思考習慣カリキュラムを活用して、子どもたちが自ら考え、答えを見つけ、日常の中で実践していく力を育てるもので、同小4年生全6クラス・196人を対象に、2025年9月から開始。
この半年間の実践を通じて、児童が授業で学んだ思考習慣を、国語・算数などの他教科や家庭での会話、習い事などに自発的に活用する様子が確認された。
同196人を対象に行った取り組みでは、児童アンケート回答者162人のうち、99.4%が「考える力が伸びた」、98.1%が「これからの時代に必要だと思う」と回答。また、授業以外で思考習慣を活用した場面についての自由記述は154件にのぼり、学びが授業内にとどまらず、生活全体に広がる「学びの転移」が確認された。
この取り組みは、4年生から6年生までの3年間を通じて、4年生「自分を知る・社会を知る」⇒5年生「自分を試す」⇒6年生「自分を活かす」という流れで設計されており、2025年度の4年生では、問いを立てる力、課題を多面的に捉える力、考えを整理して伝える力を中心に学んだ。
今回の半年間で特に目立ったのは、子どもたちが物事を「自分事」として考える姿勢を身につけ始めたこと。自由記述では、ニュースや災害について「自分だったらどうするか」を考えるようになった、出来事の背景や良い点・悪い点を掘り下げて考えるようになった、といった声が寄せられた。
2026年度は、5年生で「自分を試す・社会に試す」をテーマに、企業への提案活動にも取り組む予定。AI時代に必要とされる考える力を、公立小学校の教育現場でどのように育てていくか―その1つのモデルケースとして取り組んでいく考え。
実施概要
実施期間:2025年9月~2028年3月(予定)
実施校:福岡市立西高宮小学校
対象:4年生全6クラス・196人(2025年度)
授業枠:総合的な学習の時間内「キャリア教育」
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