2025年9月12日
「数え切れないほどの屈辱」低所得ひとり親家庭当事者が明かす孤独と周囲の不理解 =グッドネーバーズ・ジャパン調べ=
グッドネーバーズ・ジャパンは11日、「ひとり親家庭における周囲の人や社会との関わりに関するアンケート」の結果を公表した。
同団体は、2017年から低所得のひとり親家庭への食品支援事業「グッドごはん」を運営し、ひとり親家庭への食品配布を行っており、このたび8月14日~24日にグッドごはん利用者へのアンケート調査を実施し、1853名から有効回答を得た。
それによると、孤独を感じることが「しばしばある/常にある」と回答した人が24.5%を占め、内閣府が2024年に実施した「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査」(無作為抽出法により選定した全国の満16歳以上の2万人を対象)の約8.4倍の数値が示された。
ひとり親家庭であることが理由で、理不尽な状況や嫌な思いをした経験があるかを訊ねたところ、約7割が「その経験がある」と回答した。具体的な場面に関する自由回答では、就労や住居契約に関する場面で理不尽と感じる経験をしたとの声が多く聞かれた。
ひとり親になってから、生活や子育てを自分ひとりで背負っていると感じる程度について質問したところ、そう感じることが「かなり増えた/やや増えた」と回答した人の割合が約7割に及んだ。生活や子育てでの困りごとについて誰かに相談したり助けを求めたりすることにためらいや抵抗を「かなり感じる/やや感じる」と回答した人は5割に達した。
また、実際に生活や子育てで不安や悩みが生じた時に「まったく相談しない/ほとんど相談しない」と回答した人が4割に上った。その理由としては、「相談しても解決しない・理解されないと思うため」「相談できる相手がいないため」が比較的多い割合を占めている。
自分の体調が悪い時などに「子どもの世話を頼める相手や場所がない」と答えた人も約4割に上り、そうした人は孤独を感じる程度が高い傾向にあることも分かった。さらに、似たような家庭状況や境遇の人と気軽に話をしたり交流したりする機会が「まったくない/ほとんどない」と回答した人は7割に達し、そのした人ほど孤独を感じる程度が高い傾向も示された。
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