2025年9月12日
高校受験、6割の生徒が「志望校を決めたのは中3から」=塾選調べ=
DeltaXは11日、同社が運営する塾選びサービス「塾選」が、直近5年以内に高校受験をした子どもを持つ1都3県の保護者98人を対象に実施した、「高校受験における志望校の決め方についての調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、高校受験で志望校を決める際に重視したポイントをアンケートの結果からランキングにしたところ、多くの家庭が最も重視していたのは「学校の雰囲気や校風」60.2%だった。保護者からは、「子どもが楽しく、のびのびと過ごせる環境を求めたから」「実際に足を運ぶことで進学意欲が高まるから」といった声が寄せられた。
次いで多かったのが「通学時間・立地」56.1%で、「体力と精神面の負担を減らすため」「時間を学習や部活動のために有効活用したいから」という理由が挙げられた。3位は「子どもの学力」53.1%で、学力に見合った学校を選ぶことで子どもがストレスなく、3年間を充実して過ごしてほしいという保護者の願いが見て取れる。
以下、4位「カリキュラムや授業内容」35.7%、5位「進学実績」34.7%、6位「部活動・課外活動の充実度」25.5%などと続いた。
また、子どもの第1志望校が「公立・国立・私立」のどれだったかを尋ねたところ、最も多かったのは「公立高」(都立・県立)で全体の75.5%を占めた。続いて「私立高」が23.5%で、「国立高」は1.0%と少数だった。多くの家庭では、まず公立高校を第1志望に据えつつ、私立高校を併願先や選択肢として検討するケースが多いことが分った。
一方で、公立高校と私立高校を組み合わせて受験する家庭が全体の7割以上を占めていることも判明。特に、「公立高1校+私立または国立高1校」という組み合わせが最も多く、57.1%にのぼった。多くの高校受験生が、公立高校を本命としつつ、万が一に備えて私立高校を1校併願するという選択肢をとっているのが分かる。
高校受験を控えた家庭が悩むのは、公立・私立を問わず、併願校の「数」と「レベル」の決め方だが、今回の調査では、受験費用や子どもの負担、合格の確率など、複数の事情が絡み合っていることが見えてきた。
併願校の数や組み合わせに頭を悩ませる一方で、そもそも「志望校はいつまでに決めるのか」という点も、保護者の多くが感じる疑問だが、今回のアンケート調査によると、約6割の家庭が「中3になってから」志望校を決定していた。最も多かったのは「中3の1学期」で、全体の29.6%を占めた。次に多かったのは「中3の2学期」25.5%。
「なぜ中3の1学期に志望校を決定したのか」を尋ねたところ、成績や学力の動向、学校からの進路指導、そして子ども自身の意識の変化など、いくつかの共通点が挙げられた。具体的には、「成績・学力が固まり、現実的な選択肢が見えてきたから」「学校から志望校を決めるように指導があったから」「子ども自身の進路意識が高まったきっかけがあったから」といった声が寄せられた。
また、「中3の2学期」に志望校を決めた理由については、「成績・内申点が確定し、現実的な判断が必要になったから」「夏休みの学校見学で気持ちが固まったから」「部活動を引退し、進路に本格的に向き合い始めたから」という声が寄せられた。
この調査は、1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)に住み、直近5年以内に高校受験を経験した子どもを持つ保護者を対象に、7月にインターネットで実施した。有効回答数は98人。
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