2025年3月21日
低所得のひとり親家庭、物価上昇の影響で普段よくとっている行動は「自分の食事の量や回数を減らす」が6割以上 =グッドネーバーズ・ジャパン調べ=
グッドネーバース・ジャパンは19日、「ひとり親家庭の収入・暮らしの状況に関するアンケート」の結果を公表した。
同団体では2017年から低所得のひとり親家庭への食品支援事業「グッドごはん」を運営し、ひとり親家庭への食品配布を行っており、毎年、グッドごはんを利用するひとり親家庭を対象に、前年の収入や暮らしの状況に関するアンケートを実施している。
今回は2月4日~20日に調査が行われ、2345名から回答を得た。それによると、回答者の就労のみによる2024年の年収(手取り)は65.9%が200万円未満、さらに4人に1人は100万円未満という状況が明らかとなった。就労形態については、半数が非正規雇用と回答した。
就労している回答者に対し、2024年の職場での「賃上げ」の状況について質問したところ、賃上げによって昇給があったと回答した人はわずか2割にとどまった。また、賃上げ後の月収(手取り)の変化についても、4割以上が3000円未満の増加にとどまることが分かった。
また、回答者の世帯全体における2024年の年収についても200万円に満たない回答者が5割に及び、世帯全体における貯蓄額についても「貯蓄はない」が最も多い割合を占めた。
物価上昇が続く中で暮らしぶりが「非常に苦しい」「やや苦しい」と回答した人は95.8%に上った。そう回答した人に、物価上昇の影響により普段の生活でよくとっている行動を選択肢の中から選んでもらったところ、「自分の食事の量や回数を減らす」が最も多くなった。また、「野菜を買わない」「家で冷暖房器具を使わない」など、健康への影響が懸念される行動が高い割合で選ばれた。
同様に、物価上昇の影響で「子どもの学習面や体験活動についてあきらめた経験のある事柄」について訊ねたところ、6割近くが「子どもの誕生日や季節のイベントに際して特別な食事や品物を用意すること」「習い事を始めさせること」を選択した。さらに、2割が「学用品を用意すること」「進学」を選択したほか、3割が「習い事を続けさせること(習い事をやめた)」を選択した。
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