- トップ
- 企業・教材・サービス
- 東京書籍、文科省「生成AI活用の課題解決の道筋を探る実証事業」に採択
2025年9月24日
東京書籍、文科省「生成AI活用の課題解決の道筋を探る実証事業」に採択
東京書籍は22日、文部科学省「生成AIの活用を通じた教育課題の解決・教育DXの加速 『学びの充実など教育課題の解決に向けた教育分野特化の生成AIの実証研究事業』」の実証事業者に採択されたと発表した。
同実証事業は、多様な子どもたちの状況に対応し、個別最適かつ協働的な学びを実現するために、生成AIの活用可能性を整理・検証して、教育分野に特化したモデルやサービスの開発を通じて課題解決の道筋を探る取り組み。
同社は、同事業で、「教科書データ活用基盤の構築による学習サービスの品質向上の実現」をテーマに実証研究を行う。教科書という公的で信頼性の高い教育コンテンツを、生成AIが理解し活用できる形に整え、AI時代に対応した構造へと再構築するとともに、幅広いAIサービスが連携できる接続基盤を整備する。
これにより、様々なAIサービスが教科書とつながり、信頼性の高い学習情報を活用できる環境の実現を目指す。中学校の社会・数学・理科・英語の4教科が対象の予定で、教科書をAI時代の新たな教育インフラへと進化させ、将来の教育サービスの幅と質を大きく広げるための取り組みになる。
また、実証研究を通じて得られる知見や技術は、教科書と生成AIの連携モデルとして確立して、全国の学校や教育機関、EdTech事業者との連携で広く展開していく。
構築した基盤を活用して、授業支援や個別学習サービス、特別支援教育、多言語対応など、多様な教育課題に応える新しいサービスの創出が可能になり、これらの取り組みを通じて、「誰1人取り残さない学び」を実現して、日本の教育全体のデジタルトランスフォーメーションを推進していく考え。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













