2025年10月31日
教育ネット、「令和7年度【第2回】タイピングスキル検定・情報活用能力検定mini」募集開始
教育ネットは29日、ミラボと共同開発した、情報活用能力の可視化・育成を目的としたWEBアプリケーション「らっこたん」を使用した「令和7年度【第2回】タイピングスキル検定・情報活用能力検定mini」の実施を発表した。
調査期間は11月4日~2026年2月27日まで。今回、検定に参加可能な自治体と学校を募集開始する。
2024年2月に文部科学省デジタル学習基盤特別委員会からキーボードによる日本語入力スキルのKPI(中間目標)が発表され、小学生、中学生ともに2026年には約2.5倍の入力スキルが求められている。
「タイピングスキル検定」にはこれまで日本全国で延べ124,130人の児童生徒が参加。受検者の1分間あたりの正しい入力文字数を知ることができ、「令和7年度 第1回タイピングスキル検定」のKPI到達度は小学生で45.0%、中学生で60.0%という結果になった。
「タイピングスキル検定」では個人ごとの結果はもちろん、クラス別、学年別、学校別、さらに自治体全体の結果を把握することができる。また、「情報活用能力検定mini」では『情報モラル・セキュリティ』、『課題の設定』、『情報の収集』、『整理・分析』、『まとめ・表現』、『ふりかえり・改善』といったスキルが1つの探究課題を解決するというテーマ設計のもと、クイズ形式で出題され、それぞれ習熟度を計ることができる。そのため、子どもたちの指導の一つの目安として活用できる。
両検定とも受検後は「らっこたん」システム内で、グラフ化されたデータなどをすぐに確認することができ、視覚的に学習の成果を把握できる。子どもたちのタイピングスキルと情報活用能力の向上を目指して、自治体・学校単位で参加してほしいという。
実施概要
調査実施期間:11月4日(火)~2026年2月27日(金)
実施の流れ:
・申込み
・検定実施日決定
・自治体内の全小中学校で実施
・結果のフィードバック
(システム内で個人成績、学年別、学校別、全体比、前回との比較などを確認できる)
「令和7年度【第2回】タイピングスキル検定・情報活用能力検定mini」
「令和7年度【第2回】タイピングスキル検定・情報活用能力検定mini」申込
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