2025年11月10日
ダイソン、国際学生エンジニアリングアワード「James Dyson Award」国際優秀賞を発表
ダイソンは5日、ジェームズ ダイソン財団が、国際学生デザイン・エンジニアリングアワード「James Dyson Award 2025」の国際受賞者を決定したことを発表した。
各受賞者には賞金3万ポンド(約610万円)が授与される。

サステナビリティ部門国際最優秀賞には、ポーランド出身でワルシャワ工科大学ナノテクノロジー博士課程に在籍するフィリップ・ブドニー(Filip Budny)氏による発明で、自律型の水質モニタリングデバイス「WaterSense」が受賞。
メディカル部門国際最優秀賞には、オランダのデルフト工科大学を卒業したイタリア人プロダクトデザイナー、アレッサンドラ・ガッリ(Alessandra Galli)氏による発明で、パーキンソン病患者のためのスマートキーボード「OnCue」が受賞した。
「James Dyson Award」は今年で20年目を迎え、今年は世界28の国と地域から2100件以上の応募が寄せられた。これまでに世界中で400件を超える学生による発明を支援し、総額150万ポンド以上の賞金を提供してきた。
今年は日本人の国際受賞はなかったが、毎年国内からもさまざまな大学の学生からの応募があり、実用的かつ独創的なアイディアが国内受賞を叶えている。
受賞概要
■サステナビリティ部門国際最優秀賞:「WaterSense」
自律型の水質モニタリングデバイス。従来の手動かつ断続的なサンプリングに代わり、リアルタイムのAI分析による継続的な監視と早期の汚染検知を実現する
■メディカル部門国際最優秀賞:「OnCue」
パーキンソン病患者のためのスマートキーボード。既存の支援用キーボードとは異なり、震えや動作の停止といった症状を緩和し、タイピングエラーを減らすための振動や視覚的フィードバックといった治療的な要素を独自にデザインへ組み込んでいる
関連URL
最新ニュース
- 「仕事とAI」、約3割が「自分の仕事が代替される可能性がある」と実感= NEXER 調べ=(2025年12月25日)
- ガクシー、高校生・大学生・保護者を対象に「学びとお金の調査2025」実施(2025年12月25日)
- 英語学習者の8割が挫折と悩みを繰り返す”学習ゾンビ化” =レアジョブ調べ=(2025年12月25日)
- 小中高校生の日常生活に関する調査2025、お年玉・楽しい時間など=学研ホールディングス調べ=(2025年12月25日)
- 11カ国調査で見えた親の「子ども観」が「将来への期待」に与える影響=スプリックス教育財団調べ=(2025年12月25日)
- BREXA Technology、運送業向けeラーニングシステム「Logi Learn」提供開始(2025年12月25日)
- システム ディ、校務支援クラウドサービス「School Engine Web出願システム」山形県教育局が導入(2025年12月25日)
- 鳥羽商船高専、商船学科学生が「クラウド型船員労務管理」を体験(2025年12月25日)
- SAMURAI、埼玉県立蕨高校で「生成AI活用した探究学習」の授業を実施(2025年12月25日)
- 岡山大学、教員免許・保育士資格希望者へ「こども性暴力防止法」施行に伴う留意事項(2025年12月25日)











