2025年11月28日
埼玉県、メタバース空間を活用した不登校児童生徒への支援を開始
埼玉県教育委員会は26日、公立小中学校における不登校児童・生徒への支援の一環として、インターネット上に構築したメタバース空間を活用した「学びの場・居場所」の本格運用を開始したことを発表した。
クラウド型の仮想空間を通じて、学習支援や相談支援をオンラインで行う取り組みで、支援の対象は、従来の対面支援が届きにくかった児童・生徒。例えば、体調不良や通学困難、対人コミュニケーションに不安を抱える子どもたちを想定していて、学習センターへの通所が難しい地域の子どもたちにも対応できるよう設計されている。
仮想空間には「市町村フロア」「県共通フロア」が設けられ、それぞれの地域の市町村や県が連携。市町村フロアでは、個別学習支援やオンライン授業、日常的なコミュニケーション支援を実施。一方、県共通フロアでは、スクールカウンセラーやソーシャルワーカーによる相談支援や、県立博物館・美術館、大学、企業などと協働したオンライン体験学習なども提供される。
現在、35市町村がこの事業に参加していて、段階的に対象地域の拡大やフロアの充実が図られていく見込みだ。
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