2026年2月25日
子どもの習い事、83%の親が「成長に合わせて選び方を変えるべき」=イー・ラーニング研究所調べ=
イー・ラーニング研究所は24日、子どもがいる親世代230人を対象に実施した、「キャリア形成を見据えた習い事に関する意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、まず、「子ども(または親族の子ども)は習い事をしているか、またはしていたか?」と尋ねたところ、「している」が約8割(78.3%)に達し、多くの家庭にとって習い事が身近なものになっていることが分かった。
また、「子どもの環境の変化に伴い、習い事の選び方は変えた方が良いと思うか?」と聞いたところ、約8割(83.0%)が「思う」と回答。学年・成長の変化に合わせて習い事選びもアップデートが必要だと感じている親が多いのが分かった。
「思う」と回答した親世代に、どのような点で変えたほうが良いかを質問したところ、「非認知能力(コミュニケーション力・主体性など)を意識」(176人)という回答が最も多く選ばれた。偏差値や成績といった目に見える結果だけでなく、変化の激しい社会を生き抜くための土台となるコミュニケーション力や主体性といった力を育むことを重視する傾向が強まっていると考えられる。
続いて、「地域主体のクラブ活動の選択肢が広がりつつあるが、これに伴い習い事にはどのような変化が考えられるか?」と尋ねたところ、「習い事は子どもの選択肢を広げる“経験の場”だと考えるようになる」(193人)が最も多かった。以下、「習い事を『将来に役立つかどうか』で選ぶ」(85人)、「クラブ活動で補えない分野を意識して習い事を選ぶ」(71人)が続き、習い事を競技や技術の習得の場としてだけでなく、子どもの将来の可能性を広げるためのキャリア形成の一環として捉えている様子が伺える。
一方、「これまでに子どもが習い事を辞めた経験はあるか?」と聞いたところ、約7割(71.3%)の親世代が「ある」と回答。その理由としては、「子どもが興味を示さなくなった」(115人)が約半数を占め、最も多かった。これは、「学業・受験との両立が難しくなった」(32人)や「費用負担が大きかった」(23人)といった環境や金銭面以上に子ども自身の主体的な意欲が、習い事を続ける上で重要であることが伺える。習い事を継続しキャリア形成に繋げるためには、子どもの関心をいかに維持できるかが課題であることが読み取れる結果となった。
最後に、「現在、注目している習い事のジャンル」について聞いたところ、最も多かったのは「金融教育・お金の学び」(153人)で、以下、「コミュニケーション・ディスカッション系」(137人)、「プログラミング・ICT系」(117人)などが続いた。
また、「流行していると感じている習い事」を尋ねたところ、「ダンス」(13人)や「プログラミング」(11人)といった回答が寄せられ、SNSの普及などの影響に加え、プログラミング教育への関心が高いことが伺える。生きていくために必要な金融リテラシーや対人スキルに加えて、デジタル社会に適応するためのICTスキルへの関心が高く、子どものキャリア形成を意識した習い事に対する興味や関心が伺える結果となった。
この調査は、子どもを持つ親、親族に子どもがいる人を対象に、1月7~29日にかけて「紙回答」の形で実施した。有効回答数は230人。
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