2026年4月9日
沖縄市教育委員会、A10 Thunder CFWを採用し40Gbps超の次世代GIGAスクール環境を実現
A10ネットワークスは7日、沖縄市教育委員会が推進する次世代GIGAスクール構想で、統合型アプライアンス「A10 Thunder CFW」が採用されたと発表した。

同市では、児童生徒1人1台端末の整備に伴い、約1万6000台の端末が同時接続する環境が構築されていたが、始業時の一斉ログインによるネットワーク逼迫が課題となっていた。小規模校から大規模校まで同一帯域を利用していたことから、ログイン遅延による授業開始の遅れといった問題が発生していた。
こうした状況を受け、同市は教育DXの推進の一環として、24校すべての通信をデータセンターに集約し、40Gbps超の高速回線へ統一するネットワーク刷新を実施した。しかし、通信の可視化に不可欠なSSL復号処理には高性能ファイアウォールが必要で、数億円規模のコストが導入の障壁となっていた。
今回採用されたA10 Thunder CFWは、SSL復号・再暗号化、負荷分散、テナント制御などの機能を単一筐体に統合し、ファイアウォールの負荷を軽減する構成を実現する。SSL処理を同製品にオフロードすることで、より低コストなファイアウォールの採用が可能となり、5年間の保守費用を含めた総コストを約3分の1に削減した。
導入後は、ダークファイバーを用いて各校の通信をデータセンターに集約し、A10 Thunder CFW3台とファイアウォール2台の構成で運用。1万6000台規模の同時通信でも遅延のない学習環境を実現したほか、校務用PCの通信可視化によるガバナンス強化や、持ち出し運用への対応など、セキュリティと利便性の両立を図っている。
A10 Thunder CFWは、クラウドサービス利用時の通信制御や負荷分散、Microsoft 365の通信最適化などを担うセキュリティプラットフォームで、自治体や企業のネットワーク基盤の効率化と安全性向上を支援する。
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