2023年11月6日
サイバーフェリックス、鹿児島市教委が情報モラル教材「DQ World」導入開始
サイバーフェリックスは1日、同社が提供するGIGAスクール時代の新しい情報モラル教材「DQ World」が、鹿児島市内の全小学校において正規導入されると発表した。
同市では、2021年からの実証導入期間を経て、今後も変化の激しいデジタル社会における「善き社会の担い手」を育成するために適切な教材として同教材を採用している。
同市では、経産省のEdTech導入補助金やサイバーフェリックスが独自に提供する「実
証実験プログラム」を活用し、段階的に実証導入を進めていた。GIGAスクール構想下においては、児童生徒のだれもが端末を持ち、いつでもインターネットに接続できる環境にある。そのような環境において求められるのは、デジタル社会における「善き社会の担い手」となる資質・能力を育成していくこと。
同市では「目指すべき教育の姿」として「同市に誇りを持ち、これからの時代に必要な生きる力を養い、心身ともにたくましく、学び続ける人材を社会全体で育成すること」としており、その実現に向けて変化の激しいデジタル社会において、子どもたちひとり一人が適切に対応しながら、その特性を生かして活躍していくことを目指している。
授業等での活用をはじめ、家庭等の多様な学びの場においても、主体的に学び進められることや、学びの成果をスコア化することで、子ども自身で確認できるクラウド型教材として、同市では同サービスを、市内78校の小学校5、6年生に導入した。
DQ Worldは、GIGAスクール時代に必要とされる新しい情報モラルを学習できるオンライ
ン教材で、アニメーションやクイズ、キャラクターとの擬似チャットを通じて楽しく学べるのが特徴。また、児童生徒がDQ Worldでの学習を修了するとスコアに基づくレポートが発行され、従来の情報モラル教育の課題とされていた児童生徒の習熟度の可視化を可能にする。教育機関向けに提供しているDQスクールパッケージには、自立学習型ゲーミフィケーション教材「DQ World」と2種類のレポートに加えより発展的な学びを支える「指導書」「ワークブック」が内包されている。
関連URL
最新ニュース
- 高校生の受験勉強での生成AI活用、多いのは「授業の復習」「テスト対策」「授業の予習」=武田塾調べ=(2025年2月13日)
- 採用担当者の4割が生成AI出現により「エンジニアに求めるスキルが変化した」と回答=レバテック調べ=(2025年2月13日)
- サイバー大学、オンライン授業科目「データサイエンス入門」を福岡市立4高校に無償提供開始(2025年2月13日)
- ゼクノ、「プログラミングスクール」のカオスマップを公開(2025年2月13日)
- STEAM通信教育「ワンダーボックス」、アイデアを形にする新教材「パイプビルダーズ」登場(2025年2月13日)
- スペクトラム・テクノロジー、「はじめての画像・動画生成AI用学習・開発キット2」販売開始(2025年2月13日)
- 東京コミュニティスクール、学び場/不登校に関する相談事業の実践報告会を26日開催(2025年2月13日)
- レプタイル、岡山県の小学4年生が「Tech Kids Grand Prix」決勝に進出(2025年2月13日)
- キズキ、ひきこもりのその後トークショー「当事者が語る社会復帰への道のり」14日開催(2025年2月13日)
- ソフトバンクロボティクス、中高教員向け「データサイエンスと探究、そしてDXハイスクールでの探究」24日開催(2025年2月13日)