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2026年3月2日
河合塾、志望理由書ワークも新設 高校生向けキャリア教育プログラム『ミライの選択』改訂版を刊行
河合塾は、高等学校・中高一貫校向けのキャリア教育プログラム『ミライの選択』の改訂第4版を、3月1日に刊行した。
入試方式の多様化や「総合的な探究の時間」の定着を背景に、教員が授業を組み立てやすく、生徒が自分の進路を具体化しやすい構成へと、大幅に刷新した。
『ミライの選択』は、進路選択で繰り返し求められる意思決定を、プロセスとして体系的に学ぶことを狙ったプログラムで、これまで延べ1万人が受講したという。河合塾が大学生に行ったアンケートでは、中高生の間に意思決定の方法を学んだ経験があると答えた人が13%にとどまったとしており、ワークを通して価値観や判断基準を掘り下げ、主体的な進路選択につなげる設計を特徴としている。2022年度グッドデザイン賞も受賞している。
改訂版では、現場からの要望が多かった「職業を考えるワーク」を新設し、大学進学に限らない就職・専門学校など幅広いキャリアパスを検討できるようにした。また、総合型選抜・学校推薦型選抜の拡大を踏まえ、志望理由書の書き方を学ぶ任意選択セクション(SECTION α)を追加。「組み立てを学ぶ」「読んでみる」「書いてみる」の3ステップで、情報の読み取り・整理から志望理由書作成までを段階的に扱う。
教材の体裁も見直し、全31ワークを見開きに収めたワークブック形式へ変更した。生徒が直接書き込める構成とし、例題や見本を参考に進める「練習」要素も追加することで、内省の深掘りや考えの言語化でつまずきやすい学習者を支援する。授業運営面では、教員用ガイドに授業案や指導ポイント、想定時間、留意点などを拡充し、前版に続いてスクリプト付きの授業用スライドも用意するなど、準備負担の軽減を前面に出している。
提供は生徒用テキストと教員用ガイドブックが基本で、希望校には50分のオンラインワークショップ(有料)も提供可能。価格は生徒用テキストが1冊1320円(税込)。
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