2026年8月20日
94.3%の学生が「ICTを導入している保育園への就職を希望する」と回答=コドモン調べ=
コドモンは18日、保育者を養成する大学・短期大学・専門学校等(指定保育士養成施設)に、保育ICTシステムを無償で提供して実践的な授業を行う「保育ICTコドモン授業活用プログラム」を活用した養成校9校の学生(388名)を対象にアンケートを実施した結果を発表した。

それによると、94.3%の学生が「ICTを導入している保育園への就職を希望する」と回答した。養成段階での実践的なICT体験が、学生の保育ICTへの理解を深め、就職先を選ぶ際にICT環境を重視する意識につながっていることが示された。
「ICTを導入している保育園への就職を希望しますか」という質問に対して、「希望する」と回答した学生は94.3%(366名)。「希望しない」は5.7%(22名)だった。
ICT導入園への就職を希望する学生からは以下のような声が上がっている。
• 「ICTが導入されていることで園児とかかわる時間も増え、今までとは違った活動などができるようになると思ったから」
• 「子どもとの関わりを大切にしたいし、一人一人理解していくには書類などの作業に囚われてはいけないと思っているのでできるだけ保育ICTを取り入れている園に就職をしたい」
• 「保育者だけではなく、保護者の方が忙しくておたよりや連絡帳を見る時間がじっくり取れなくてもICTを使うことで空き時間にスマホを見ることがあるため保護者の負担も軽減できると思ったため」


調査では、ICTプログラムの授業の受講前後の印象をヒアリングした。
受講前は、「保育士の負担が軽くなりそう」(76.3%)、「子どもや保護者にも良い影響がありそう」(36.3%)といった期待が多く見られた一方、「少し難しそう/操作が大変そう」(47.2%)といった声も見られました。また「よくわからない、イメージが湧かない」(11.3%)という意見もあった。
実際にICTシステムを操作する授業のあとは、「保育士の負担が軽くなりそう」との回答が82.2%まで増加し、「便利・必要だと強く感じた」という回答も75.3%にのぼった。また「子どもや保護者にもよい影響がありそう」は37.4%と微増している。一方で「懸念点や課題を感じた」との回答は8.0%、「印象はあまり変わらなかった」は4.1%にとどまった。
特に、授業前に「よくわからない・イメージが湧かない」(44人)「少し難しそう/操作が大変そう」(183人)など消極的・不明確な印象を持っていた学生のうち、授業後に「便利・必要だと強く感じた」「保育士の負担が軽くなりそう」と回答した学生は95.0%にのぼった。
実際に体験した学生からは、以下のような声が寄せられた。
• 「操作が難しくて使いこなせないと思っていましたが、実際に使ってみて、保育者も保護者も簡単に使えることができ、保育の現場に必要だと思いました」
• 「保育士になるには必ず紙で月案や健康状態を記録しなければならないというイメージがありましたが、コドモンを知り、活用すれば子どもとたくさん関われると思いました」
• 「写真を送るということは想像していなかったので驚きました。写真も送ることで言葉だけでは伝わらないところも見えると思うのでいい点だと思いました」

実際の保育実習先でICTが導入されていたかを聞いたところ、「あり」と回答した学生は54.1%だった。
今回の調査からは、実習先でICTに触れる機会を得られていない学生も一定数いるなか、授業内で実際にICTを操作する機会が、保育ICTを具体的に理解するきっかけになったことがうかがえた。
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