2026年9月17日
「AI時代でも語学力はキャリアに重要」77.4%=Job Merit調べ=
英語を活かせる仕事や通訳・翻訳求人を扱う「Job Merit(ジョブメリ)」は16日、生成AIの普及によって語学を使う仕事のあり方が変化するなか、AI時代における英語力の価値や今後求められるスキルを探るべく、仕事で英語を使っている300名を対象にアンケートを実施、その結果を発表した。

ChatGPTやGeminiなどの生成AIは、翻訳や文章作成、情報収集をはじめ、さまざまなビジネスシーンで活用されるようになっている。一方で、AIによって語学を使う仕事がどのように変化しているのか、今後も英語力がキャリアにおいて強みとなるのか、気になる人も多いのではないか。そこで「Job Merit(ジョブメリ)」は、生成AIの利用状況や仕事への影響、人間だからこそ発揮しやすい能力、今後身につけたいスキルなどについて調査した。
Q1.あなたは業務で生成AI(ChatGPT、Geminiなど)を利用していますか。

半数以上が日常的に生成AIを使用しており、業務を支える身近なツールとして浸透しつつあることがうかがえる。一度試しただけでなく継続して仕事に取り入れる人が多く、生成AIは今や日々の業務に欠かせないインフラになりつつあると言える。
Q2.あなたは生成AIをどのような目的で利用していますか。(複数回答可)

最も活用されているのが、翻訳や英文メール作成など「語学力を活かす業務の作業効率を高めること」でいずれも30%以上を占めた。次いで多いのが、海外情報収集や資料要約といった「情報収集・集約」であり、語学関連の実務から前後の情報整理まで、幅広くサポートツールとして活用されている。
Q3.AIの普及によって、語学を活かした仕事の進め方はどのように変化しましたか?

特に変化を感じていない人と、AIの活用による生産性の向上を実感している人がほぼ同じ割合を占めた。その一方で、AI活用によって生まれた余力を活かし、人にしかできない仕事にリソースを割けるようになったと感じる声もあり、業務における受け止め方は分かれる結果となっている。AIの普及は確実に進んでいるものの、個々の現場における変化の感じ方は一様ではないことがわかる。
Q1~3で語学業務におけるAIの利用普及の実態をみてきたが、ここからはそれらがキャリアに与える影響について考察していく。
Q4.AI時代においても、人間ならではの価値を発揮しやすい能力は何だと思いますか?(複数回答可)

最も多かったのは「コミュニケーション力」であり、その次に「提案力・課題解決力」が選ばれた。言葉や情報を機械的に処理するだけでは仕事は完結せず、相手の状況や意図をくみ取りながら適切な伝え方を考えることや、目の前の実態から課題を見つけて解決へ導くことは不可欠。最終的に何を選び、どのように行動するかを決める判断の場面においてこそ、人間の価値が強く発揮されるということがわかる。
Q5.AI時代に、今後特に身につけたいと思うスキルは何ですか?(複数回答可)

Q4.の回答に続き、Q5.の回答でも「コミュニケーション力」や「問題解決・意思決定力」を挙げる声が多くの割合を占めた。この結果は、AIが身近になった現代のキャリアにおいて、技術への対応だけでなく、人間ならではのスキルを磨く必要性を多くの人が強く意識していることを裏付けている。
Q6.AIが発展した時代でも、語学力はキャリアにおいて重要だと思いますか?

77%以上が「AI時代でも語学力はキャリアに重要」と回答しており、AIによって語学関連業務の一部が効率化される中でも、語学力の重要性は依然として高く評価されていることが分かった。
語学力を、Q4やQ5で求められた「コミュニケーション力」や「問題・課題解決力」「意思決定力」などのスキルと組み合わせることにより、キャリアにおける価値をさらに高めていくことができると考えられる。
調査概要
調査日: 2026年7月21日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査対象・人数:仕事において英語を使っている全国の男女300名
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