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2026年10月27日

子どもがお絵描きに苦手意識をもつ原因ランキング=アタムアカデミー調べ=

オンラインイラスト教室を運営するアタム(アタムアカデミー)は26日、小学生以下の子どもがいる保護者498人を対象に「子どもがお絵描きに苦手意識をもつ原因に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化して発表した。


「子どもがお絵描きに苦手意識をもつ原因は何だと思うか」を聞いたところ、1位は「周りと比べてしまう(35.9%)」だった。

2位「ネガティブな反応をされる(21.1%)」、3位「思った仕上がりにならない(17.9%)」が続く。

周りとの比較がきっかけで苦手意識をもつのではないかと考えている人が多くいる。「ネガティブな反応をされる」「褒めてもらえない」など、周囲の反応が苦手意識につながることも、多くの人から指摘された。

一方で「思った仕上がりにならない」「上手さを求めすぎる」など、描きたいテーマや表現に対して、技術力が追い付いていないことが原因になっている例もあるとわかる。

<1位 周りと比べてしまう>
幼稚園や小学校に通い始めると、クラスメイトや同級生の絵を目にする機会も増える。
教室などに絵が張り出されることで自分の絵と他人の絵を比較しやすくなるため、「自分は周りより絵が下手なのかもしれない」と感じてしまう子もいる。とくにコンクールで順位をつけられたりすると、如実に「周囲からの評価の差」がわかってしまう。
また最近ではSNSなどで絵を投稿している人も多いため、レベルの高い人が比較対象になってしまうことも考えられる。

<2位 ネガティブな反応をされる>
描いた絵に対して周囲から「下手」と言われたり笑われたりすると、自信喪失につながる。「馬鹿にされたり笑われたりしたくないから、もう描きたくない」という気持ちになってしまうことも考えられる。
周囲に悪気がなくても、「子どもが何を描いたのか当てられない」といった反応が、苦手意識につながることもあると指摘された。
また親は子どもの絵を褒めていても、クラスメイトや他の大人からネガティブな評価を受けることもある。

<3位 思った仕上がりにならない>
子どものうちは、手の力が弱く、表現力や技術も発展途上。そのため描きたい絵のイメージを、紙や画面の上で実現できないことも少なくない。
理想と現実のギャップを感じて、「自分は絵が苦手なのだ」と感じてしまうのだと考えている人も多くなった。表現したいイメージが明確にある子どもほど陥りやすい心理だと考えられる。

<4位 細かく指示される>
指示の具体例としては、「太陽は赤じゃないとおかしい」「海は青で塗ったほうがいい」などがある。大人の考える常識で子どもに指摘をしたり指示をしたりすることで、子どもは自由にお絵描きを楽しめなくなる。
大人が「もっと上手に描けるように」という気持ちでアドバイスしていても、子どもにとっては自分なりの発想や見え方を否定される経験になりかねない。

<5位 他人に評価される>
描いた絵を常に「上手」「下手」と評価される環境では、お絵描きそのものを楽しむというよりも、周りからの評価を得ることが目的になってしまいかねない。もし「下手」だと言われたら、ネガティブな評価なので、自信を失う可能性がある。
一方「上手」と言われた場合も、また上手だと言われたい気持ちから、プレッシャーになる可能性もありる。

<6位 褒めてもらえない>
何事も褒められると、「自分はこれが得意なのかも」「またやりたい」という気持ちになりやすいもの。一方で褒めてもらえないと、自信をもちにくくなることも。
描いた絵を褒められない経験のほか、「お絵描きしたことそのもの」を褒められないことが、苦手意識につながっていると考えている人もいた。

<7位 上手さを求めすぎる>
「上手に描かなくては」と思いすぎてしまうと、楽しいはずのお絵描きが、プレッシャーになってしまいかねない。また「上手に描きたい」と思うことは成長につながるが、最初から完成度を求めすぎると、上手に描けないときに苦手意識に変わる可能性がある。
上手に描くことを意識してしまう理由としては、「見本や理想を見てしまう」「評価をされることで上手く描かないといけないと思ってしまう」などが挙げられた。


「子どものお絵描きに口を出してしまうことがある」と回答した親は、「よくある(3.6%)」「たまにある(36.8%)」を合わせて40.4%だった。

親が口を出してしまうご家庭が4割以上あるが「よくある」はかなり少なく、日常的な介入は少ないことが伺える。
なお「口出し」というとネガティブなイメージがありますが、アドバイスとして口を出している可能性もあり、すべてがマイナスになっているとは限らない。


「子どもがお絵描きに自信をもつために必要なこと」の第1位は、6割以上の人が挙げた「絵について褒める(65.5%)」だった。2位「描いた絵を飾る(20.9%)」、3位「自由に描かせる(17.9%)」が続く。

「子どもが描いた絵を肯定的に受け止めることが大事」と考える人が多くなっている。肯定的に受け止めていることを示す言動として、「褒める」「飾る」などが挙げられた。

また「自由に描かせる」「親も一緒に」などは、子どもにお絵描きを楽しいものだと捉えてもらうための工夫。

楽しみとして描くだけではなくて技術を向上させたいなら、「絵の描き方を学ぶ」「たくさん描く」といった工夫も必要となる。

お絵描きは、必ずしも「誰が見ても上手に描くこと」だけが大切ではない。親が「お絵描きの工程」や「絵に込められた思い」にも目を向けてあげることが、子どもの自信につながる。

このように「上手・下手」だけではなく、描く過程や込めた思いに目を向けることは、アタムアカデミーが大切にしている考え方でもある。

「自己表現・発信講座」では、これまでに描いた絵を並べ、よく使う色や繰り返し描くモチーフから「自分らしさ」を見つける。完成した作品は発表して感想を受け止め、自分の作品の価値を自分で認めるところまでを課題としている。

周りと比べるのではなく、自分の絵の良さに気づくこと。その積み重ねが、お絵描きへの自信につながると考えている。

自己表現・発信講座

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