2022年3月7日
コドモン、山形県上山市の保育園がこども施設向けICTシステム「CoDMON」導
コドモンは3日、同社が展開するこども施設向けICTシステム「CoDMON」を、山形県上山市の保育園が2021年12月から運用を開始し、2022年3月から本格的に導入したと発表した。
上山市は、日々の業務における操作性を重視しコドモンを選定、保育現場における業務のICT化を推進することで、子どもと向き合う時間を増やし、保育の質向上に繋げることを目指す。まずは、登降園管理やお知らせ一斉配信などから利用を開始し、保育士の業務負担軽減に加え、保護者の利便性も向上していきたいという。
上山市が導入した機能は、「園児台帳」、「登降園管理」、「お知らせ一斉配信」、「遅刻・欠席・お迎え・延長」、「連絡帳」、「発育・健康記録」。
「園児台帳」は、園児の名前・クラス・生年月日など、園児ごとにあらゆる情報を一元管理することが可能。園内での園児ごとの情報共有が容易になる。「登降園管理」では、園児の登降園記録が、QRコードを使った打刻機能で自動管理される。保護者はスマホアプリを使用し登降園時刻などの確認が可能。
コドモンの緊急連絡は、クラスや園児を指定しあらかじめ登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで、簡単に情報配信を行うことができる。「お知らせ一斉配信」は、メール配信の他に、スマホの通知機能やアプリ内で配信などあらゆる方法で情報を届けることができる。
「遅刻・欠席・お迎え・延長」の機能は、登降園時間帯の遅刻・欠席・お迎えなどに伴う連絡を、保護者アプリから申請できる。保護者は時間を気にせず瞬時に園に報告ができ、園は電話対応することなくタブレット等でリアルタイムに受け取ることができる。保護者、保育園双方にとって利便性の高い機能。
「連絡帳」は、園児の様子を伝え合う連絡帳を電子化する機能。保護者はスマホアプリを使って、家庭での様子を選択形式で報告するため、最小限の手間で入力できる。園では、園での様子を写真も活用しながらフィードバックすることができる。
「発育・健康記録」は、リアルタイムに各種健康チェック(食事・検温・午睡・排便など)を行うことができる。ミスが減るとともに、すべてデジタル管理で日誌や個人記録に自動反映されるため転記の必要もない。「記録のための記録」から「記録を活用した保育計画の立案」へ向けて、業務の省力化を図ることができる。
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