2022年8月24日
高校の家庭学習教材、「紙」と「デジタル」が混在し煩雑な傾向に=スタディプラス調べ=
スタディプラスは23日、全国の高校の進路指導主任、第1・第2・第3学年主任の合計479人を対象に実施した、「全国の高校における家庭学習の促進の取り組みに関する調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「家庭学習促進としてオリジナルの課題作成・配布を行っているか」を聞いたところ、48.7%が「はい」と回答、約半数がオリジナルの課題作成、配布を行っていることが分かった。「いいえ」は51.3%。
オリジナルの課題を作成・配布する際、「どのような方法で行っているか」を尋ねたところ、「PC上で課題を作成し、紙で配布・回収」53.8%が最も多かった。
以下、「紙を切り貼りして課題を作成し、紙で配布・回収」18.8%、「PC・紙を併用して課題を作成し、紙で配布・回収」17.2%などが続いた。
家庭学習促進として「デジタル教材などの補助教材の配布を行っているか」を聞いたところ、約4割(41.6%)が「デジタル教材を活用している」と回答。利用トップは「スタディサプリ」だった。
家庭学習促進として「家庭学習記録の収集を行っているか」を聞いたところ、6割以上(64.1%)が「行っている」と回答。
「どのように収集・把握しているか」を尋ねたところ、最も多かったのは「オリジナルの学習記録プリント・冊子」47.0%だった。以下、「デジタル教材の管理画面」36.2%、「既製の手帳・冊子」25.4%などが続いた。
また、収集・把握した記録を「どのように管理しているか」を尋ねたところ、「ICTツール内にまとめて管理」31.0%が最も多かった。
「手帳・冊子のまま管理」26.7%、「エクセルなどにまとめて管理」25.9%も多く、「紙で収集したのち、デジタルで管理」している実態がわかる結果になった。
この調査は、全国の高校の進路指導主任、第1学年主任、第2学年主任、第3学年主任を対象に、6月13日〜17日にかけて、FAXでアンケート回答を依頼し、オンラインで回答を回収する形で実施した。有効回答数は479人。
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