- トップ
- 企業・教材・サービス
- すららネット、フィリピンのNPOの学習支援プロジェクトに3年連続で参画
2023年6月6日
すららネット、フィリピンのNPOの学習支援プロジェクトに3年連続で参画
すららネットは5日、フィリピンのNPO「ソルト・パヤタス」が、低所得層の中高生を対象にインターネットカフェを活用して行う学習支援プロジェクトに3年連続で参画すると発表した。

同社は、海外の生徒向けに開発した加減乗除の四則計算を中心とした数学を楽しく学べる ICTシステム「Surala Ninja!」を提供して、子どもたちの数学の基礎学力の向上を支援していく。
同NPOのプロジェクトでは、「公益信託今井記念海外協力基金」の助成金事業の採択を受け、フィリピンの最貧困地域の1つであるカシグラハン地域(マニラ近郊)で、インターネットカフェのコミュニティを活用した中高生向けの学習支援を展開。
「Surala Ninja!」を活用したデジタル授業はその一旦を担っており、現地の大学生などがファシリテーターとして子どもたちの学びをサポートしている。今年で3年連続となるプロジェクト参画は、これまでの「Surala Ninja!」による学習効果が評価されて実現した。
「Surala Ninja!」での学習は、基礎学力を定着させるだけでなく、自己肯定感や自己効力感の醸成にもつながる、と現地スタッフは手ごたえを感じているという。
また、同NPOでは、フィリピンのインターネットカフェで実施している同事業について、「E-Lerning Project現場視察‼」というタイトルでYouTubeで公開。「Surala Ninja!」を活用した学習の意義やメリットなどについて紹介している。
「Surala Ninja!」は、海外版として小学生向けに開発された、インタラクティブなアニメーションを通じて加減乗除の四則計算を中心とした算数を楽しく学べる ICTシステム。
生徒は、自身のデバイスで自分のペースで学習できるとともに、指導者は学習管理システムを通じて生徒の学習の進捗や理解度を把握した上で学習内容を調整でき、生徒個々人にあわせた個別最適化の学習ができる。
現在、スリランカ向けのシンハラ語版、インドネシア向けのインドネシア語版、また、主にフィリピンやインド、エジプトで活用されている英語版がある。
同社では、フィリピン以外にもスリランカやインドネシアなど、教育機会の損失に対して現地の教育機関やNGO、NPOを通じてICT教材の提供や人材育成などの支援を行っている。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













