2023年12月29日
WACA、運営・認定資格の受講者数・受験者数・合格者数の11月集計発表
ウェブ解析士協会(WACA)は27日、同協会が運営・認定する資格の保有者数を発表した。
それによると、2023年11月1〜30日の集計期間において、ウェブ解析士(3種)が1万2823人、SNSマネージャー(3種)が826人、ウェブ広告マネージャー(2種)が203人だった。
ウェブ解析士は、アクセス解析を軸としたウェブ解析スキルを身につけ、データを読み取り、正しい判断ができるスキルの会得を目標とした資格。グレード別に「ウェブ解析士」「上級ウェブ解析士」「ウェブ解析士マスター」と3つの資格がある。
SNSマネージャーは、全ての企業担当者がSNSの基本知識を持ち運用できるようになることを目的とした資格。レベルは初級・上級・チーフと3段階あり、企業内で働くSNS運用者はもちろん、SNSコンサルタントや経営者・フリーランスなど幅広い職種の人が受講している。
ウェブ広告マネージャーでは、事業の成果につながるデジタル広告を行うための戦略・戦術立案を、自社だけではなく他社に対しても提供できるプロフェッショナルの育成を目的とした「上級ウェブ広告マネージャー講座」が用意されている。
集計によると、ウェブ解析士認定試験の受験者数は455人で、2023年では9月の588人に次いで2番目に多くなった。毎年1月に公式テキストを改訂するため、例年とも年末に向かって受験者数が増える傾向にある。
また2023年の上級ウェブ解析士の受講者数は前年同期比で約1.4倍。特にオンデマンドでの受講者伸び率が高く、資格は取りたいものの時間を確保しづらい人の需要の高さがうかがえるという。
受講者数・受験者数・合格者数の概要
■「ウェブ解析士」
認定講座受講者数:97人(1546人)
認定試験受験者数:455人(3509人)
合格者数:412人
合格率:91%
※()内は年度累計 予定者を含む
■「有資格正会員数」
ウェブ解析士:1万 155人
上級ウェブ解析士:2549人
ウェブ解析士マスター :119人
初級SNSマネージャー:585人
上級SNSマネージャー:207人
チーフSNSマネージャー:34人
初級ウェブ広告マネージャー:162人
上級ウェブ広告マネージャー:41人
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