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2025年12月23日

コクヨ、「キャンパスアートアワード2025」の受賞作品が決定

コクヨは19日、グランプリ作品がキャンパスノートの表紙となる絵画コンペティション「キャンパスアートアワード2025」の受賞作品を発表した。

グランプリ「日常の中の非日常」

読売中高生新聞と共催、文部科学省と観光庁の後援を受け、中学生・高校生を対象に実施された同アワードは、今年で11回目を迎え、応募総数は3045点。

今回の募集テーマは「My Sweet Home Town ~地元のイチオシ~」。地域の風景や文化、行事、食などを題材にした作品を通じて、若い世代が自分の住む地域の魅力を再発見し、発信することが目的。審査の結果、グランプリ1作品、各賞を含む上位受賞作品9点、審査員特別賞3点が選出された。

グランプリには、福井県あわら市立金津中学校3年の原翼紗さんによる「日常の中の非日常」が選ばれた。福井を象徴する恐竜と、のどかな日常風景を組み合わせた作品で、地元の魅力をあらためて伝えたいという思いが評価された。この作品はキャンパスノートの表紙デザインとして商品化され、受賞校には1000冊、受賞者には50冊が贈呈されるほか、2026年3月上旬からコクヨ公式オンラインショップでの販売も予定されている。

そのほか、読売中高生新聞賞、コクヨ賞、全国6地区の地区優秀賞、著名クリエイターによる審査員特別賞など、多様な視点から若い感性を評価する結果となった。各受賞作品には、地域文化や自然、日常の一場面を独自の視点で捉えた表現が多く見られた。

コクヨは本アワードを通じて、手書き表現の価値や創造的な学びの重要性を次世代に伝えるとともに、教育と文化の両面から子どもたちの成長を支援していくとしている。詳細な受賞作品や審査の様子は、公式サイトで公開されている。

「キャンパスアートアワード2025」

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