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2025年12月29日

「第6回リアビズ 高校生模擬起業グランプリ」、大分県岩田高校の「札和堂」がグランプリ

金融知力普及協会は21日、高校生の起業教育プログラム「第6回リアビズ 高校生模擬起業グランプリ」の成果発表会で、大分県岩田高等学校の模擬企業「札和堂」がグランプリを獲得したと発表した。

グランプリを獲得した岩田高等学校「札和堂」のメンバー(中央)と顧問(左)と審査員長の藤野英人氏(右)

この取り組みは、金融教育とアントレプレナーシップ教育を実体験型で行うことを目的に、2020年から継続的に実施されている。第6回となる今回は、全国から84件の応募があり、その中から選抜された8チームが参加した。

各チームには活動資金として30万円が提供され、高校生自身が商品やサービスの企画・開発を行い、広報活動やネットショップの構築、実際の販売までを約1カ月間で実施した。販売期間終了後には、貸借対照表や損益計算書を作成し、成果発表会では事業内容や収支、学びについてプレゼンテーションを行った。

成果発表会の様子はオンラインでも配信され、ビジネスの視点だけでなく、社会課題への意識やチームでの意思決定プロセスなど、高校生ならではの柔軟な発想と実践力が示された。グランプリに選ばれた岩田高等学校「札和堂」は、限られた資金の中での商品設計や販売戦略、数字に基づいた振り返りが高く評価されたという。

同グランプリは、成人年齢の引き下げや高校での金融教育必修化を背景に、高校生が「お金」「仕事」「社会」と主体的に向き合う機会を提供することを狙いとしている。座学中心になりがちな金融教育に対し、実際に資金を扱い、意思決定の結果を体感する点が大きな特長だ。

関連URL

「リアビズ 高校生模擬起業グランプリ」

金融知力普及協会

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