2026年2月9日
簿記学習、56.7%が「就・転職で有利な武器になった」と回答=CPAエクセレント調べ=
CPAエクセレントパートナーズは、2月10日の「簿記の日」にさきがけ、同社が運営する「キャリアとまなび研究所」が、全国の10~60代の男女1004人を対象に実施した、「簿記に関するアンケート調査」の結果をまとめ、同6日付で発表した。

それによると、簿記学習者314人に、簿記の学習で「楽しいと感じる点」を聞いたところ、「お金の流れがわかる」39.5%に次いで、「左右が一致した瞬間の気持ちよさ」36.3%が上位にランクインした。
以下、「努力の分だけできるようになっていく」24.2%、「パズルを解くようなゲーム感覚」23.6%という回答も多く、学びそのものを楽しいと感じている簿記学習者が多いことが分かった。

また、学習を通じて「会計(ビジネスのお金の仕組み)」への興味がどう変化したかについては、64.7%が「面白いと感じた」と回答。簿記の学びを通じてその先にある会計の仕組みに興味が広がっている様子が伺えた。

楽しさだけでなく、実利面でも高い評価を得ており、56.7%(「大きな武器になった」「ある程度有利になった」の合算)が、就職・転職活動や人事評価で「有利に働いた」と回答。不透明な雇用環境において、客観的な証明となる簿記の強さが示された。

他のスキルや資格と比較して、費やした時間や費用に対するリターン(コスパ・タイパ)が「良い」と答えた簿記学習者も59.3%に達しており、他のスキルと比較して短い期間で取得できる級が存在する点や、取得後の活用の範囲が幅広い点が評価されている。

簿記が、業界や職種が変わっても通用する「ポータブルスキル」だと思うかとの質問でも、62.7%が「そう思う」と回答。特定の業界に依存しない、どこへでも持ち運び可能な「一生モノのスキル」としての信頼が厚いことが分かった。

一方、簿記の学習で「利用したツール」を尋ねたところ、最も多かったのは「学校の授業・会社の研修」46.8%で、以下、「市販のテキスト・参考書」36.6%、「YouTubeなどの無料動画」22.9%や「無料学習サイト・アプリ」22.9%の活用が多かった。学びに使用するツールの多様化が進んでいるようだ。
この調査は、国内在住の男女10~69歳を対象に、1月23~25日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は1004人。
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