2026年11月6日
関西学院大学、留学生向け英語公式サイトを WOVN.io で中国語・韓国語に対応
Wovn Technologies(WOVN)は5日、同社が提供する Web サイト多言語化 AI ソリューション『WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)』が、関西学院大学の留学生向け英語公式サイトに導入され、中国語(簡体字)・韓国語での公開が開始されたと発表した。
英語公式サイトを起点に、中国語・韓国語でも継続的に情報を発信できる体制を整え、留学希望者への多言語での情報発信を強化する。
関西学院大学は現在、14学部・14研究科を擁する総合大学。将来構想「Kwansei Grand Challenge 2039」を具現化するため、長期戦略のテーマのひとつとして「国際化の推進」を掲げ、日本人学生の海外派遣、海外からの留学生の受け入れ、キャンパス内で留学生と国内学生がともに学ぶ「国際共修」など、多角的に国際教育の取り組みを進めている。
同大学では、2025年9月に日本語公式サイトに加え、留学生をメインターゲットとする英語公式サイトをリニューアル。日本語サイトをそのまま翻訳するのではなく、留学希望者が必要とする情報に特化して発信するサイトとして刷新した。一方、中国語・韓国語については、運用を担う人材の不足から継続的な更新が難しい状態だった。
そこで同大学は、英語以外の言語でも、ニュースや研究活動・教育プログラムなどのタイムリーな情報を継続的に発信できる体制を整えるため、英語公式サイトに WOVN.io を導入し、中国語(簡体字)・韓国語での運用を開始した。
多言語での情報発信において、人手による翻訳や外部への翻訳委託では品質を担保しやすい反面、サイトの更新に伴う翻訳依頼・確認・修正などに時間・労力・コストがかかる。一方、機械翻訳では、スピーディーに翻訳できる反面、固有名詞の誤訳や表記のばらつきなど翻訳品質に不安が残る。
同大学が多言語化のツール選定において重視したのは、留学希望者が大学の情報を母国語で把握できる品質を保ちながら、継続的かつタイムリーに情報発信できること。すべてのコンテンツを人手で翻訳・確認するのではなく、翻訳品質と運用負荷のバランスを取れる仕組みを検討していた。
WOVN.io は、英語公式サイトの更新内容を自動で抽出・翻訳し、中国語・韓国語のページに反映する。また、用語集機能により学部名や組織名などの固有名詞の対訳をあらかじめ登録し、表記を統一することも可能。こうした仕組みにより、既存のサイトを活用しながら、求める品質を保ちつつ継続的に多言語発信できる点が評価され、採用に至った。
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