2014年6月18日
文科省/生徒の健康に配慮してICTを活用するためのガイドブック発表
文部科学省は12日、授業でICT機器を使う際に、生徒の健康にどのように配慮するべきなのか、改善方策などまとめた「児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブック」を発表した。
2011年度から2013年度にかけて実施した「学びのイノベーション事業」で、授業でのICT活用が生徒の健康にどのような影響をあたえるのかを調査。中でも、生徒の目の疲労への影響、児童生徒の姿勢の悪化への影響については、実際に学校現場を訪問し、要因や具体的な対応策などの情報収集を行ってきた。
ガイドブックでは、調査結果をもとに、具体的な改善方策を、「教室の明るさ」「電子黒板」「タブレットPC」の3つに分けて紹介。
「教室の明るさ」では、改善ポイントに、カーテンによる映り込みの防止、電子黒板周辺の照明を消すなどをあげている。また、教室の照明をすべて消して電子黒板を利用すると、生徒の焦点が合いづらくなり、目が疲れやすくなると専門家の意見を紹介し、基本的には照明はつけたままで利用したほうがいいとしている。
「電子黒板」では、窓に背を向けるように角度をつけて設置する、反射防止用の専用フィルタを使うなど、映り込みの防止策を紹介。ポジティブ表示や拡大機能を使った文字の見やすさへの配慮についても言及している。
「タブレットPC」では、画面を見やすくしたり、姿勢を正したままで使用するためのポイントをまとめている。ポイントは「目線は画面に直交する角度に近づける」「画面の角度を傾ける」「背中を伸ばす」「お尻を後ろにして深く腰掛ける」「床に両足をつける」など。
また、医学分野の最新動向などを踏まえた専門家の意見やQ&Aなどを紹介するほか、改善方策を整理したチェックリストも掲載している。
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