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2015年2月17日
JAF/「ながらスマホ」の危険性を検証した動画公開
日本自動車連盟(JAF)は、 スマートフォンが普及している中、 歩行中や自転車乗車中のスマホ操作(いわゆる「ながらスマホ」)による事故やトラブルが社会問題となっていることから、その危険性を検証した動画をホームページに公開し、注意喚起を行っている。
実験は、愛知工科大学工学部の小塚一宏教授監修のもと、モニター(20代~30代の男女4名)にアイマークレコーダーを装着し、スマートフォンの「あり」と「なし」で視線の違いや特徴を比較した。
歩行者編では、 対向してくる歩行者と衝突したケース(4名中1人)や前を横切った親子に衝突しそうになったケース(4名中1人)があり、 モニター全員が接触しそうになった相手に回避行動を取らせた。また、自転車編では、子どもマネキンに衝突したケース(4名中1人)や赤信号を見落とし通過したケース(4名中2人)があった。
検証の結果から、 小塚教授は『「ながらスマホ」は視線が画面の文字や動画に集中して釘付けになることで、 前方や左右に視線が配られないため周辺の認識が困難となり、歩行者などに衝突する危険性があり、なおかつ自転車乗車時では体勢が不安定となるうえ、相手への衝突の危険性や加害度合が高くなります 』と指摘している。
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