2014年4月2日
アシストマイクロ/「論文やレポートからコピペを排除する方法」を公開
アシストマイクロは、剽窃の現状や課題とはどのようなものか、その背景から対策のひとつとなる製品の特徴までをまとめたスライド「論文やレポートからコピペを排除する方法」をWebに公開した。
引用元や参照情報を記載せずに他の論文などから文章を借用してしまう、いわゆる“コピペ”は、剽窃(ひょうせつ)という学術不正のひとつに該当する。
学術情報のデジタル化やインターネットの普及によって数多の情報を簡単に参照できる現在、学術界では論文をはじめとする著作物の剽窃や盗用と呼ばれる不正行為が大きな問題となり、学術機関では公開前に発見、是正することが責務として求められているという。また、学生の間では不適切な引用やコピーアンドペースト等による論文・レポートの作成が頻発しており、教育機関における適切な指導が喫緊の課題となっている。
スライドでは剽窃問題の根源は何か、現状はどうか、なぜ無くならないのか、チェックの方法はあるか等の解説から、アシストマイクロの剽窃検知ツール「iThenticate」と、教育ツール「Turnitin」の紹介を行っている。
最近話題の論文疑惑等でも実験画像の切り貼りや、引用や参照元の記載がない状態で他論文の文章を借用している、いわゆる“コピペ”という問題が見受けられ、その調査ツールにも注目が集まっているという。
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