2025年12月11日
【キュビナ活用事例】デジタル教材の利用定着を図る〜活用機会の拡大〜/飯塚市立飯塚東小学校
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2025年8月25日にCOMPASSが開催したオンラインイベント「先生に学ぶ!キュビナ活用実践セミナー」から、飯塚市立飯塚東小学校の事例報告「『キュビナ』活用率向上を目指して、段階に応じた職員研修と全校統一した取り組みの実施」を紹介する。
発表は、飯塚市立飯塚東小学校の平井文子教諭と服部良子教諭がおこなった。
飯塚東小学校の学力実態と「キュビナ」導入の経緯
飯塚東小学校は児童数412名、学級数19学級、教職員数39名の学校です。
本校の学力実態として、算数科単元テストや、2024年度標準学力調査の結果から、基礎基本の定着が十分ではない、CD層の児童の割合が多いことが分かります。
令和4年度から開始された福岡県指定事業「学級づくりと個別最適な学習による確かな学力の育成推進事業」に伴い、令和5年2学期より「キュビナ」を導入しました。
学力実態を踏まえ、学力の向上を図るために、補習・分割授業、徹底反復学習などに取り組むことにしました。なかでも「個に応じた支援」を充実させるため、AI型教材「キュビナ」を導入しました。
「キュビナ」はAIが一人ひとりに合わせて最適な問題を提示、学習データを基にきめ細かな指導が可能です。小中学校の5教科に対応しており、個別最適な学習の面で「キュビナ」を活用することができると考えました。
導入にあたって、学力向上につなげるためには、子どもたちの活用に差が出ないようにすることが大切だと考えました。そのためには、全職員が「キュビナ」を操作できるようになければなりません。そこで職員研修が必要だと考えました。
キュビナ導入に向けた職員研修
導入初年度は夏休みを利用して、「キュビナ」の使い方を全職員対象に研修を行いました。パソコンが得意な先生にパソコンが苦手な先生のフォローをお願いし、スムーズに作業ができるように配置しました。
「キュビナ」の開き方、ワークブックの作成、宿題の配信の仕方を実践し、全員で使えるように、また「キュビナ」に触ることに抵抗がなくなるように進めました。
2年目はさらに個別最適化を測るため、子どもたちが習熟度に応じて「キュビナ」に取り組めるようにしました。レベル1では前学年の内容・復習中⼼の内容を単元導入の際に全員に取り組ませ、レベル2では基本の計算問題を取り入れ、単元が進み内容を理解できた児童に取り組ませました。
またレベル3には応用問題を取り入れ、レベル1、2の内容を理解した児童に取り組ませました。ただし、レベル1、2ともに間違いがほぼないことが重要であることを周知徹底しました。
レベル別に問題を用意することで、どの児童も宿題に取り組むことができました。
一方で、やらない児童もいたり、やっていない児童のチェックがしにくい点があるため、今年度は改善して、全員が取り組めるようにしたいと思っています。
成果として、1学期より2学期の知識・技能の観点到達率が伸びた児童の割合が76.7%になりました。
全校で統一した取り組みの実施
「キュビナ」の活用にあたっては全校で統一した取り組みを行いました。
1つ目は、朝の学習での取り組みです。本校は毎朝、徹底反復学習=東小タイムを行っており、昨年度はそのうちの5分間を「キュビナ」での算数の学習時間にしました。
2つ目は、100問チャレンジの取り組みです。これは毎朝の東小タイム、そして月曜日と木曜日の家庭学習の時間を使って、「キュビナ」で算数の問題に取り組み、2週間で100問を解くというものです。
2学期からは隔週木曜日の1時30分から1時40分の10分間を「キュビナ」タイムとし、「キュビナ」の問題に取り組もうと考えています。
また、6年生の全国学力学習状況調査での活用を行いました。特に、理科の復習に活用することができました。
さらに学期末、学年末における基礎基本の定着にも活用しています。個々に応じた躓きに対応できています。今後は、国語、算数だけでなく、理科、社会でも復習として積極的な活用を促してしていきたいと思います。
「キュビナ」導入後の成果と課題
成果は2点あります。
1点目は「キュビナ」活用に向けての校内研修を段階に分けて行ったことで、どの教員も「キュビナ」の操作ができるようになり、子どもたちの活用率につながりました。
2点目は「キュビナ」の活用に対し、全校で統一した取り組みを実施したことで、確実に「キュビナ」を活用する場が確保できました。
課題も2点あります。
1点目はAIドリルの特性を生かした個別の取り組みがまだ十分ではないことです。
子どもたちの取り組みの状況や正答率などを分析し、それを日々の授業生かすための職員協議の場が必要です。
2点目は「キュビナ」を活用した取り組みが学力向上にどのようにつながっているのか分析する場がありませんでした。
さらなる学力向上に活かすためにも、どのような活用が有効かを協議するためにも、「キュビナ」活用の効果を職員で分析、協議する場の設定が必要です。
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